不適切にもほどがある!

ぬるくない?「自分の娘にできないことはしない」って。
そんなの、しない人は最初からしないし、この言葉に傷つく女性は確実にいるし、したくないけど良心は痛むけど、見ないふり感じないふり、「仕方ない」ってことにする人はたくさんいる。届く?これ。

一話の「話し合いましょう」をミュージカルシーンで連呼されるのもな。。
ちゃんと土俵に上がらせてくれるのか、そっちも土俵に上がってくれるのか、
そこまで行くのがまず大変じゃん。結局聞きたいことしか聞いてくれなかったり。実際はなんにも聞いてくれなかったのに話が終わったことになったり。

コメディだしバランスとるの大変だと思うけど、TV局とかバラエティ番組とか芸能界とか運動部とか大激震の中ドラマつくるのはチャレンジングだと思うけど、どんだけ忖度しないでTVの中のこと描けるか、クドカン自体の評価結構この作品で変わるよね。

阿部サダヲが令和に物申す、って形だけど体罰暴言体育教師が言ってるんだよね?なんか娘思いのいい人キャラになってるけど、あんたの監督してる部員に「自分の子供にしないことはしない」って意識持ってるの??胸張って言えるの?

令和に疑問、違和感を持つのはいい。だけどなんで体罰暴言教師がそれをいなすの??


作家作家もやってたはず、と思って調べる。ホモソの絆、バンカラ、TVっ子。
バラエティ番組にも、もちろん関わってきてる。だからいろいろ知ってるはず。
どんな人たちが制作に関わってるのか、制作現場、企画会議はどんな様子なのか。みんながみんな、どの番組もみんな平気で人権侵害する人が全て、じゃないかもしれないけど、これをやったら傷つくひとがいる、いるかもしれないと想像することを放棄する人だって絶対いる。

気持ち悪いんだよね、山城新伍をモデルにした下ネタまみれの司会者が実は倒れた女の子を気遣ういい人、みたいな人物造形。「おえっ」てなる。

そう思うと、かっきーの役も「面倒くさいやつ」「カッコつけてて、いけ好かないやつ」って感じに描くのもなんか。フリージャーナリストの役だったのか。それをディスろうとする感じもなんか。

ここまで汲み取ろうとしなきゃいけないの??
仲里依紗ちゃんが岩倉さんに「お前のできることを考えなきゃいけなくなって手間が増える!」と怒ってたけど、そんなに脚本家の意図を汲み取ってあげなきゃいけないドラマってめんどくさい。。。


令和の人々に考えるきっかけを与えるのがなんで昭和の暴言暴力教師なの?なんでこういうホモソにどっぶりの輩に「令和おかしくね?」って教えられなきゃならない?
男性優位社会の中で傷んできた人たちがいるから、今までの価値観を変えてこう、って流れになってきてるのになんでホモソの代表みたいなのが「おかしくね?」って言ってくんの??

TBSって日曜劇場でずーーっと昭和感漂うほとんどが男性社員の会社、女子社員は少数、献身的に主人公を支える妻っていうドラマをやってる。

人の声が聞こえててほしい、という理由でドラマをつけとく私は大河と日曜劇場は避ける。だいたいおじさんが大声出すから、怒鳴るから。
BGMに全く向いてない。

ドラマを見た感想、「スカッとした」「痛快」「溜飲が下がった」って関係者の声だけ聞いてていいわけ?クドカン。時代に置いてかれるよマジで。

令和につっこむなら、もやもやしない人につっこんでほしい。
ミュージカルシーンのキャストがあまりに豪華で見たいけど限界が来たらやめる。ミュージカルでごまかすなよ?


メタ的に眺めるしかない気が。
クドカンがおっさんになったことが悲ぴー😞
マンモスうれぴー。。(意味なし( ╹▽╹ )

阿部サダヲの役をメタ的に見て人物像つくってない事が駄目。
「暴言言うけど可愛いとこも良いところもあるんだよ、えへっ💜💜」
。。みたいに見せたいのが、もう。。。

勉強が苦手な子供が「何が分からないか分からない」状態になってしまう事がある。
全部が分からない、だから分からないことを質問することもできない。取っ掛かりが分からない。

TV局の制作スタッフはこうなっちゃってるんじゃないの??
前回、「ラインに全力すな!」ってミューだったけど
Xのポストをどれを受け止めるか判断ができないんじゃないの?
これはスルー、これはちゃんと受け止めるべきって判断ができなくてあたふたする。
今まで配慮するべきことを配慮してこなかったからわかんないんでしょ。
いままで何を配慮すべきか考えてきてたならこうはなってないんじゃないの?

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