それスノ、懸賞生活、produce101、人権
昨日の夜.SnowManのバラエティを見ようとして途中でやめた。
木曜日にやってた嵐ちゃんのファッションチェックのコーナーが好きで見ていた。
今回も楽しく見れると思っていたけどもう駄目だった。
一人の男の子に対して複数の女性タレントがジャッジし批判を浴びせる感じがきつくてタモさんの番組にチャンネルを変えた。
なすびの懸賞生活というコーナーのあるバラエティ番組があった。
そのバラエティに出演していたなすびさんのドキュメンタリーがHuluでアメリカに公開。
本当に申し訳なくなった。当時楽しんで笑って番組を見ていた。
彼は「あんなにしんどかったのにそれを視聴者は笑って見ていたなんて。。と思った」と語っていた。
楽しい雰囲気に編集され懸賞が当たって喜びの舞をする彼の姿を見て笑っていた。自分の残酷さに全く気づけなかった。
ドキュメンタリーの中で監督は語る。
「視聴者は最初は笑っていても、だんだん笑っている自分に気づき、ちょっと気まずくなったり、自分自身に違和感を感じる人が多くいると思います」
もぞもぞしてしまう。そんな感覚をちっとも持てていなかったから。
もし、このバラエティのことを全く知らなくて、2024年の今、過去にこんな番組があったと知ったとしたら、「ありえない」「信じらんない」って思ったかもしれない。絶対に思ったとは言い切れない。その時のムード、その時代の価値観に感化されるから。絶対そういうのに飲み込まれず、流されずにいられるなんて言い切れない。
K−Popのオーディション番組は電波少年と変わらない。
produce101は番組のオーディションが開催されてる間、宿舎とTV局の往復する生活をする。
移動の車の中でアイマスクをつけさせられる、逃亡防止のため?
宿舎にはカメラが設置されてる、寝室にもカメラはあって、ずっとカメラが稼働してるので着替えるときはルームメイトに「お願い!」と言って手でカメラを隠してもらっていたと元アイズワンの矢吹奈子ちゃんが言ってた。
宿舎では電子機器は取り上げられスマホもパソコンも使えない。
電話する機会も限られていて何分と決められた分数でスタッフ立ち会いのもと電話する。泣き崩れる女の子たちの姿がカメラに映る。どんだけ張り詰めてたんだと思う。。
泣き、衝突し、挫折し、和解し、本気の感情が消費される、夢に賭ける想いが消費される。
番組があることで応援してくれる人、好きになってくれる人、ファンになってくれる人はできるだろう、だけと若い子の人生を消費しすぎだ。夢を叶える為に差し出さなきゃいけないものがでかすぎる。
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