ろうる(楼瑠)

会社で安全標語が得意だったことから、キャッチコピーの公募や、短歌を詠んだり、言葉の世界…

ろうる(楼瑠)

会社で安全標語が得意だったことから、キャッチコピーの公募や、短歌を詠んだり、言葉の世界に興味を持っている。 普段は、街の平和をまもる機械装置の設計をしている。

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「降りつもる純白」

「降りつもる純白」 花形で国家資格の陰陽師 髑髏が並ぶ四月を嗤う パーカーの素材はきっとやさしくてフードの中の睫毛もねむる 「行き先を、入れてください」と問われずに うごき始める『自動運転』 パルクール、壁駆け上がる風だった 春と生きてたわたしを見つけ 水槽を横切るように白龍のひかりをおびた髪がゆらめく アロハシャツ、溶けたアイスを差し出して気が利くだろって顔してるとこ 湖面をたたくホバーバイクの二人乗り きつく結ばれ質量となる 落雷のように響くはあの人のドラ

    • 推し短歌 #鬼の陰陽師

      【解説】 登場キャラクターの中で、「すべてが手に入らなかった男」というキャッチコピーで紹介されている 鬼灯 桜雅(ほおずき おうが)/  CV 福西 勝也 について、溢れる悲哀に応援したくなる気持ちと、物語りの最後に訪れてほしいある種の期待を込めて、ファンアートの一環として短歌で応援することにした。 鬼灯桜雅の公式の設定は以下の通り。 主人公である紅緒の双子の兄で、織姫(ヒロイン)の許婚だが、織姫は紅緒のことが好き。鬼灯家に生まれながら、鬼の力を継承できず、陰陽師として

    「降りつもる純白」