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読書のススメ。

今こそ読書。

現代社会では、言わずとも知れたスマートフォンやタブレット、パソコンの普及、またインターネットの利便性も拡大したことにより、得たい情報が簡単に手に入る時代になりました。インスタグラムなどをはじめとするSNSでは最近の流行をいち早くゲットすることもできます。かくいう私も、遠い昔に読書感想文の宿題があった小・中学生までは熱心に読書をしていた覚えがありますが、高校、大学生時代に教科書から学ぶ以外に活字に触れることはなかったように思います。そんな状況ですので、社会人になってからは日常生活に埋もれより活字に触れる機会はなくなり、朝昼晩とよりスマホが手放せなくなっていました。いつも気になっていたのは、スマホから聞こえる通知音とバッテリー残量です(お恥ずかしい話)。
では、そんな私がなぜ今になって読書をススメたいのか。
興味のある方はお付き合いください。

そもそも現代社会において読書は必要?

先述した通り、現代社会では欲しい情報が手軽に、スピーディーに手に入る時代となりました。また少し専門的な内容を調べたい場合も検索ワードさえ間違えなければ、欲しい情報または答えに近いものを探し当てることができます。この場合、インターネットやSNSは不特定多数の人が利用し情報を提示することが可能であるため、専門性の高い内容を検索しようとすればするほど、その検索結果に表示される内容に信憑性に欠ける情報がないか、こちらできちんと判断する必要があると考えます。またインスタグラムやXなどの普及とともに、YouTubeをはじめとする動画配信系SNSも広く知られ、YouTuberといったジャンルの職業も耳にするようになりました。多くの方がすでにご存知かと思いますが、YouTubeのチャンネルテーマも多岐に渡り、健康に関するチャンネル、勉強用の情報を提供するチャンネル、またおすすめグルメや観光スポットなどの旅行関連のチャンネル、と多くのチャンネルや投稿が存在します。若者のテレビ離れが深刻になるのも分かりますね。さてこのように、スマホやタブレットなどの機器、そしてネット環境さえあれば知りたいことをいつでもどこでも手軽に知ることができる、何ならお得な情報も知ることができる、といった便利な時代に突入しているわけです。本屋に赴き、自分の探している1冊を見つけだし購入し、分厚い本を心して読まなくてもよいのです(もちろんこの一連の流れも含め、読書の醍醐味だと表現する人もいるのです)。

私が読書をススメる理由。

では、このような現代社会において私があえて、みなさんに読書をススメる理由をお伝えします。その理由は大きく分けて3つあります。

ココロにゆとりがないときこそ、非日常的なストーリーに触れてみる。

私たちは日常的に仕事、家事や育児に追われ、対人関係などの様々なストレスにさらされています。そのような現状が続いていると、私たちのココロは知らず知らずのうちに少しずつ、でも確実にすり減っていって、使い古されたボロボロ、くたくたの雑巾のようになってしまいます。皆さんはこのようなときにどのようにして対処しているのでしょうか。旅行に行く、運動する、美味しいものを食べてみるなど様々あると思いますが、私がおススメしたいのは、そんなときにこそ本を1冊手に取ってみることです。ご自身の興味や関心がある本が1番かと思いますが、おススメは非日常的なストーリーが綴られている書籍です。その物語に触れている間は日常の喧騒やストレスを忘れて、自身が物語を構成する一員に、またはまるで目の前でストーリーがドラマ仕立てに流されているような感覚で、物語に没頭することができるのです。

時間を有意義に使おう。

皆さんはせっかくの休日にゴロゴロしながらスマホでSNSをチェックしていたら、あっという間に1日が終わっていた、なんていう経験はありませんか。本当は掃除がしたかったのに、本当は勉強したかったのに、とあとから後悔してしまうことが私には多々、多々あります。特に調べたいものがあったわけではないのに、SNS上には今をときめく情報が溢れていますからついついSNSに長居してしまうことになります。ところが本当は掃除や勉強がしたかったと思って1日を振り返っても時間は帰ってきません。時間は有限なのです。もし、SNSに使っていた時間の3分の1でも他のことに使うことができたらと想像してみたことはありますか。私はそのきっかけとして読書をみなさんにおススメしたいと思います。ここでおススメしたいのは、教養に関する書籍や専門書です。健康に関する書籍や、料理本でもよいでしょう。特に大人になってから新しい知識を得ることは非常に難しいものです。今までSNSで何となく使っていた時間で新しいことを学んでそれを活かすことができるとしたら、と思うと少しワクワクしませんか。

本のページ数に関わらず1冊を読み終えてみよう。

早く読み終えたからすごい、厚い本を読んでいるからすごいということはありません。自分のペースで1冊を読み切ることが大切だと私は考えます。
1週間で読み終えてもいいし、1年かかってもいい。あなたがあなたのペースで1冊を読み終えるからこそ、そこに達成感が生まれます。

まとめ

スマートフォンやタブレットの普及、インターネットの利用が悪いとは全く思っていません。私自身SNSも使用していますし、今後様々な分野でさらに技術革新が進み、より高度のテクノロジー社会へ進化していくことでしょう。また最近では電子書籍も主流になりつつあります。在庫切れもなく書籍を保管する場所もとらず、そして簡単に持ち運べるといったメリットがあります。何も絶対に紙媒体での読書をおススメしているのではなく、あなたがあなたに合った方法で、あなたの好きな1冊を手に取っていただければと思います。



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