見出し画像

都をどりは

ヨーイやサーの掛け声と共に、7年ぶりにリニューアルオープンした祇園甲部歌舞練場にて「第149回 都をどり」の初日を迎えました!
長きに渡った耐震工事の末の再開とあって、どんな変化があるのか、以前の雰囲気が壊れてしまわないか、期待と不安が入り混じっておりましたが…

いざ中に入ってみると、びっくりする程かつての面影を残してくれていました!これは良い意味でサプライズ!(もちろん、私よりもっと馴染みの深い方には「前と全然違う!」というご感想もあるかも知れません)

長く維持して行く為に、現代の基準に合わせた必要な改修は行いつつ、建物の景観、木の温もりを感じる内装、美しいお庭と舞台、変えずに残すべきものは極力残す、それこそが伝えるべき価値である…という思いを感じました!
某○条大橋の改修工事も見倣って欲しいです。あれ完成したらどんな感じになるんやろか…。

満開の桜とともに、マスク解禁の動きも手伝って、祇園花見小路から歌舞練場まで、多くの人で賑わっておりました。お着物姿の方も多く、春一番に相応しい華やいだ雰囲気に包まれました♪
舞台はもちろん、久しぶりの芸妓ちゃんによるお点前も、存分に楽しませてもらいました。ここからまた、新たな歴史を紡いで行って欲しいですね。


さて、本日から新年度、という事でnoteを初めてみます。京都で和装関係の仕事に就いております、諸国一見の者です。お能の謡と仕舞のお稽古に通ったりしているので、京都、着物、能楽に関する話題が多くなりそうです。

界隈の人には当たり前の話だけど、縁の無い方には未知の世界…という様なお話を広く浅くご紹介して、楽しくお読みいただければ幸いです。

以後よろしくお願い申し上げます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?