アイドルマスターミリオンライブ第一幕のアニメ(ミリアニ)を観た感想とか

誘われてミリアニってやつを観てきました
つい先日観てきたのですがあんまり覚えてない所もあり
良いなと思ったところもこれはどうなんだ?と思ったところもどちらも書きます、怒らないでね
長々と感想とかなんやかんや書いていきますが、本編の内容に触れまくるのでネタバレが嫌な人は見ない方が良いです



 








 以下ネタバレ感想


では書いていきます
最初の印象としてはありがちな導入、ですかね
明るくなんでも卒なくこなせて誰からも頼られる、でも自分の中に夢や理想といった道標が無い家族仲も良い主人公っぽい春日未来ちゃん
小さな頃からアイドルに憧れいつか自分も…と夢を抱きながらもきっかけがなく、厳しい親の元で育ってきた少し内気な最上静香ちゃん
そんな対照的な二人がライブ会場で出会い、同じアイドルたちのステージを観て意気投合した二人が夢を語り合い、お互いの明るさや歌声に惹かれて、二人で夢に向かって走り出す青春アイドル物語といった感じでしょうか
変にオタク向けといった要素も無く一般にも受け入れられそうな印象ですかね

お調子者と真面目な女の子二人が公園で一緒に練習して絆を深めていき、一見順調そうな裏で現実主義の厳しい親にアイドルなんてと咎められる真面目な女の子、片や仲良し親子で何も心配無さそうな明るい女の子といった対比
好きですよそういうの、どこかで歪みが出そうで
現代だとTikTokで練習風景の配信とかしそうですよね

迎えたオーディション日はちょくちょく出て来ていた金髪の女の子伊吹翼が、未来ちゃんや静香ちゃんがずっと練習してきてようやく出来るようになった歌とダンスを一度見ただけで完璧にこなしてレベルの差を見せつけ
アイドルを目指す子はみんなこんなにレベルが高いんだと不安になる静香ちゃんと、素直に感心する未来ちゃんといった感じでここも対比になってましたね
翼ちゃんは今後トラブルメーカーになりそうな予感がめちゃくちゃしました、頑張っても出来ない子の気持ちを理解できなさそうで

あとこれは地上波での本放送がある事を考えると仕方がないのかもしれませんが、短期間に何度も静香ちゃんが親に厳しい事を言われている回想が入りちょっとテンポが悪いなと感じました
おそらく話数の切り替わりやCMを挟む前や後といったタイミングが本来はあり、その空白が無い分高頻度で回想が入るように感じテンポが悪い印象を受けるのでしょう

そして始まったオーディションの本番ですがここが1番の盛り上がりでしたかね、私の気持ち的に
まぁ見ててつらい、苦しい
直前に緊張と不安を未来ちゃんに払拭してもらったはずの静香ちゃんでしたが、本番中の失敗による絶望、息がうまく出来ない、持ち味であるはずの歌声が出ない、声が震え、足がもつれる、涙が溢れる
息を呑んで観てました、ホントに
そんな静香ちゃんを絶望から救ったのは本番前に聞いた未来ちゃんの言葉、もう私は静香ちゃんのファンなんだよ、と
言葉でも物理的にも背中を押してもらった静香ちゃんが前を向いてソロパートをやりきり、続いていく3人での息を呑むステージ、ここらへんちょっとおじさん泣きそうだったんですけど急に挟まる謎パート
「あれは、私たち!?」
正直困惑しました
3人がアイドルの衣装を着て舞台に立っている姿を幻視する、くらいだとわかるんですがなんか突然大量にスタンドが現れて会場中が幻みてるのはちょっと笑いました
どういうことやねん

その後無事合格し、いざアイドルの道を進むぞ!といったところでやる引きの「原っぱぁ〜?!」
子供受けはしそうですね

ここから出るわ出るわ他の合格者たち
ぶっちゃけ多すぎる
勝手にグッズを発注する子(ヤバすぎる)に、謎オブジェを作っているルー大柴みたいな子、馬に乗ってくる謎の女の子、事務所でキャッチボールやってる二人、関西弁の子、台?に乗ってる小さい子にと印象に残っている子もいますが半分も覚えてないです
ただ百合子ちゃんはかなり可愛くて印象的でしたね
数十人いた中でかなり出番があった一人ですし、先輩としていいところ見せようとぶっ続けでダンスしてヘロヘロになって面白い顔になったり、キャッチボールの子に顔をぴったりくっ付けてからまれたり、急に未来ちゃんに百合子呼びされて困惑したりですごく記憶に残ってます、可愛い

ちょっとここから雑になっちゃいますが(ごちゃごちゃしていてあまり覚えていない)原っぱでなんかやりたいと走り出す未来ちゃんたち、無秩序に広まっていく他の子たちのやりたい事、それを制御出来ない(というか把握してない)新人プロデューサーさん、そもそも数十人を一人で面倒見きれるわけないですよね、マネージャーとか他のスタッフいないんですかね
非現実的すぎてちょっとな

あとはまぁ、収集がつかなくなって始まる学級会
空気が悪い
ここがキツかった
原っぱライブをやりたく無い派の小さい子がめちゃくちゃ正しい事言ってるんですけど、言い方がキツかったり、他のやりたく無い派の子からアシストがうまくもらえなかったりで、関西弁の子に結構詰められて、わがまま悪役ポジみたいになってたのが見ててホントにしんどかった


最悪な空気の中クールタイムを挟むことになり、
落ち込んでる小さい子に手品で励ましに行ってくれた子がいたり、未来ちゃんが自分の思いを吐露して、それを翼ちゃんがファインプレー(トラブルメーカーになるとか思ってすまんかった)でみんなに伝えたおかげで結局は和解して原っぱライブに向けて頑張るぞ!といった感じで第二幕へとなりましたが
個人的には反対派の劇場完成に向けて練習を積みたい、お客さんを呼ぶ以上は中途半端なものを出すわけにはいかない、といった主張が納得出来ますし、未来ちゃんの気持ちに流された反対派が妥協した形になっているのがなんだかなぁという印象でした
流れを変えてこその主人公、バラバラだったメンバーが同じ目標を一丸となって達成することで友情が芽生えて年齢差を飛び越え仲間になれる
そういった方向性は理解出来ますが、もう少し反対派のケアが必要では?と
それこそテンポが悪くなりますね
うーん難しい
二幕でその辺うまいことやって欲しいですね

総合的には面白かったですが後半がバタバタし過ぎかな
あと人数多すぎ
立て続けに出てこられるとほとんど記憶に残らないのでオーディション編+10人くらいの人数に絞った方が初見には優しかったかなと
全員出た方がファンは嬉しいんでしょうからここはファンを優先した感じですね


以上感想終わり!


オーディション編は本当に惹き込まれました
つらいとかしんどいとか書いてますがつまらないということでは無く、感情が揺さぶられている感じですね
あんなの静香ちゃんを応援したくなっちまうよ
あとすごく百合子ちゃんが可愛い
この二人が今ツートップで応援したいです
なんやかんや言いましたが第二幕も楽しみにしてます
誘ってくれた友人に感謝を


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