見出し画像

最近読んだ本-2024年5月上旬編

2024年度5月上旬、GW前後で読んだ本の感想です。
4月末まで実務従事に取り組み、その際に自分に足りないマーケティング系知識につき、GoogleやCOPILOTに頼った提案作りを行ったのですが、やはり体系的な理解には書籍が必要だと思いました。


単価を上げても選ばれ続ける ひとり社長ブランディング

「ブランディング」のジャンルに関心を持ち、この本を購入しました。
中小企業に対する提言の中、差別化・競争力強化や単価向上等の用語は多々でますが、製品・サービスのコモディティ化が進む中、ブランディングは有効な手段と言えるでしょう。
ただ一般的に大企業のブランディングでイメージされるような、経営者の圧倒的な経歴・実績や製品の特長まで持ちえなかったとしても、顧客のニーズに対する些細な優位点や、また弱みもをも視点を変えれて強みに変える方法など、新たな気づきが得られました。
その上で、コンセプトを軸にする事の大切さや、お客様の認知度を高める為、プロモーション施策を多様化し、連動させることの大切さが開設されています。
加えてアーンドメディアとしてのSNSやブログの活用戦略についても説明されています。

99%の経営者は知らない 中小企業のための正しいSNSマーケティング

上記の本にも記載されていたSNSマーケティングにつき、さらに踏み込んだ内容を学びたくて購入しました。XやInstagramの成否はフォロワー数や「バズり」で評価されがちですが、目的は顧客をファン化し、自社からの購入の意思決定をしてもらう事のため、支援会社に丸投げせず、自社内で横断的な体制を作り運営していくべきこと等が説明されています。

今やテレビ・雑誌より視聴時間が長く、また正しく使えば低コストでの効果的なマーケティングツールとなるためこの分野での戦略の立て方も知識として身に着けておきたいと思いました。

作業が一瞬で片付く Python自動化仕事術

これは中小企業診断とは直接関係はしないのですが、診断士試験勉強を開始する前に少しかじったものの長続きせず、本棚に放置されていた本です。GWで余裕ができ、かつPCも新調したため、Anaconda(フリーの開発用アプリ)をダウンロードし、2日がかりで取り組んでみました。
一通り、大半の高度を試し、PythonはExcel,PDFファイルを直接操作したり、やWebからの情報収集・メールの自動発信なども制御できる便利な言語であることは理解できました。
ただどれも直接ExcelやAcrobat操作したらできる内容ばかりであり、かつAI(Chat GPTやCopilot)が各アプリと連携した際に、そちらの方が簡易かつ有用はないかと思いました。(現にAnacondaにもAIでのQAができるコンソールが内蔵されており、エラーの要因分析でも役立ちました。)
もちろん入門書の為、これらはやむを得ないでしょう。
より専門的な内容としては機械学習の分野に進むことだと思いますが、はたしてその方面で時間を使うべきか悩ましいところです。(了)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?