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「すべては被災者のために」
「ライオンズクラブ」を知っているでしょうか?
ライオンズマンション? いえ、違います。
「ライオンズクラブ」とは、
約100年前に米国シカゴで創設され、世界208カ国、135万人の会員を擁する
世界最大の奉仕団体です。
現在、日本では、約3,200のクラブが存在し、会員数は10万3,000人を数えます。
近年、地球上で次々と起きる自然災害。。。
その災害支援で、ライオンズクラブは活動しています。
私が出会った、心優しき、心強き、ライオンズクラブのメンバーたち、
災害が起これば、どこであろうといち早く困っている場所、支援が遅れている場所をリサーチし、
被災地に迷惑を掛けることなく、全ての機材を持って、駆けつける。
日本全国のクラブが一斉に募金活動をはじめ、
被災地周辺の元気なクラブを拠点として、そこへ物資を集結させる。
迅速な連携が出来るのが、ライオンズクラブの利点である。
『すべては被災者のために』
どんな状況の中でも、被災者の気持ちを最優先にし、慮る。
どうして被災者の気持ちになれるのか?
それは、既に誰もが被災者としての体験をしているからだろう。
これまで経験した、東日本大震災、熊本地震、九州豪雨、西日本豪雨、、、
メンバーたちも被災している。
だからこそ、いつも人ごとではなく、自分ごととして考えられる。
「私たちもみんな被災者です、絶対に復興しますよ」と。
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災害発生直後は、被災した方々への炊き出し、
ボランティアの受け入れが始まると、1日の活動を終え、疲れて帰ってきたボランティアさんに感謝と応援の炊き出し。
(ちなみに、ボランティアへの後方支援は、あまりありません。ボランティアは、すべて自分達で準備、持参していくのが基本であるからです。)
体力のあるメンバー達は、瓦礫の撤去など被災者の方々と共に行う、など。
「能登半島地震」から1ヶ月が経ちました。
一部地域を除き、ボランティアの受け入れも始まりました。
通行止めだった道路の復旧も進み始めています。
時間の経過と共に、支援の仕方も変わっていきます。
現地に足を運ぶことが出来なくても、色々な支援ができるはず。
誰もが、今できることを!
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