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内なる世界の三層構造とは?
自分の内なる世界を突きつめていくことと、
外の世界とより良い関係性を保っていくこと。
この二つは別のベクトルを向いているようですが、
実際は相対的な関係にあります。
内なる世界は重層構造になっています。
一層目は個人的な内なる世界です。
「私の部屋」みたいなものです。
ここはのめり込むと外の世界と断絶してしまいます。
ある程度まで掘り下げれば、あとは放置しましょう。
二層目は、内が外であり、外が内である。
そんな関係性にあります。
内の世界を美しく保つことができれば、外の世界も美しくなります。
外の世界の美しさを知るには、それを知る豊かな感性が必要とされます。
二層目ではまだ時差があり、内と外には距離があります。
自分の中でも二つは別々のものであるかのように存在しています。
それでもそこになにかしらのつながりがあるのが見てとれます。
三層目では内と外の境界がなくなります。
内と外の区別がなくなってしまうと、自分と世界が同じものになります。
世界は自分を表しており、自分が望む世界の実現はその世界の登場人物すべてに託されています。
夢の世界と同じように、その世界に現れるものはすべてあなた自身なのです。
一層目の個人的な世界は自分の世界にどっぷりと浸ります。
趣味の世界なのか、人に会わず自分の世界に浸るのか。
意図的に外の世界を遮断し、他者が介入しない世界です。
二層目の世界は、内側で生じたことが外側に反映されることに気づいています。
自分と外の世界は一見、別々に見えますが、実際は自分の内的世界が外の世界に投影されています。
自分のフィルターを通して外の世界を体験します。内と外は繋がっていることがわかり、内が変われば、外の世界が変わることもわかってきます。
内的世界の三層目は、自他の区別がない世界です。
もっと大きな意識に気づいて自我意識が薄まっています。
私たちはこういう段階を経ていきます。
一層目の自我の世界に埋没している状態から抜け出るまでがなかなかです。なぜなら自分が見ている世界が唯一の現実だと思っているからです。しかし、自分のものの見方や考え方がそうさせているのだとわかってくると、違う選択ができることが見えてきます。
自分がそのように見ているから世界はそうなのだと気づく。
↓
見方、受け取り方が変われば(自分が変われば)現実が変わる
↓
確固とした現実はない
↓
すべては意識が作り出している
↓
自分という存在は、他との関係性の中で生まれる
↓
すべてはつながっていて切っても切り離せない
↓
ならば、どこまでが自分でどこからが他者?
↓
本来、自他の区別はないが、自我が生じるには他者が必要
↓
エゴという自我から自己という自我への成長(自己超越)
「自己という自我」とは自己サイズになった自我ということです。
個人を超えた自我といえます。
そしてこの先に未来創造という段階が待っています。
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