「気にする」とはエネルギーを注ぐこと
問題は、問題だと思うから問題である
問題は問題視している時が一番パワーを持ちます。
それをどうにかしなくてはいけないと思っている時にはそれは大問題です。
「もうどうでもいいよ」となれば、それはあなたにとっては問題ではなくなります。
また、感情的になって問題視している時は、一段高いところから理性的にそのことを見てみるとよいです。だんだんと冷静になっていきます。
誰かに腹が立った時は自分の言い分に夢中になっています。
相手が悪くて自分が正しいと思っています。
けれどももう一つ視点を高くして相手の立場になってみたら、違う角度からそのことが見れます。
相手はあなたとはまったく違う考え方や受け取り方をしているのでしょう。
あなたがこだわっていることや正しいと思っていることに関心がなく、価値観が全然違っていることも考えられます。なるほどあの人はそういう視点からそんな価値観を持って見ているのか!と気づけたら、あなたは新しい視点を得て、腹立たしさも減ります。
ネガティブな感情は実況中継すると落ち着いてくる
感情的になっている時は、自分の気分や体感、動作を実況中継で声に出すといいです。
私は今、腹が立っている。
息が荒くなって、肩にググッと力が入ってきた。
私はぐっと言いたいことを我慢して
歯を食いしばって手を握りしめている…。
ずっと実況中継をしていたら、体の感覚に意識が向くので、気持ちは落ち着いてきます。とくに怒りやイライラなどが出た時に使うと良いです。
悲しみの感情は、実況中継するにしても口に出すことが大事です。でないと、どんどんと悲しい気持ちに入り込んでしまいかねません。舞台俳優になったみたいに大げさに体を動かし声に出して表現すると良いでしょう。
ポジティブな気持ちは、小さな喜びでも大げさに表現すると良いです。
ぜひやってみてください。
(i200509)
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