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2020年9月のメッセージ

9月になりましたね。夜はすでに秋の虫が合唱を始めています。
少しずつ秋の気配を感じています。

退屈な日々が続くと刺激が欲しくなる

残暑がしばらく続きますが、だんだんと過ごしやすい気候になっていきます。

メディアは何かと不安材料をアップし、ハラハラドキドキ感を増そうとする傾向に
あります。

まったく何もおきていない状態だと人は退屈します。
つまりなんの代わり映えのない毎日です。

幸せで穏やかな毎日であればそれが続いて欲しいと思うでしょうが、満足感のない日々でそうであれば、刺激が欲しいと思います。

とくに子供の頃や若い青年の頃に好きなことをしてなかったり、いろんな体験が少ない人は、社会枠にがっちりはまった中年期にそのツケがやってくることがあります。

つまり刺激中毒になるのです。新しい刺激を求めますが、もともと抑圧していた過去がありますから、素直にまっすぐ出すことができません。となると、いびつな方向や、暗に刺激を求めるがそれを行動に移さないという方向にむかいます。

SNSで匿名で他者攻撃する人にもこの手の人は少なくありません。自分の抑圧した欲求が暗いかたちで発動しています。サイレントマジョリティーという言葉がありますが、あんがいこういう人たちはマジョリティ(多数)なんですね。

人の意識と自然現象はつながっている

なんでこういう話をしているかというと、集合意識的にせめぎ合いが起きているからです。

つまり、自分の欲求にわりと忠実にやってきてて、やりたいことをやってきたし、いい世界にしていきたいよね、という健康的思考の人たちの意識と、自分の欲求にフタをして、やりたいことをやってこず、平凡な日々に退屈して、そのツケがゆがんだかたちで漏れている人たち、こちらは多数ですが、これらの意識がぶつかり合います。

自然現象やいろんな事象は、それらのエネルギーを感知して、それに合わせて物事を起こしてくれます。

場所的には、どちらのエネルギーがより強いかで、その影響を受けます。
人も自然も健やかであるところにいる方が安全です。

あなたが属するグループはあなたにあっているか?

あなたが健やかでも、まわりの100人がゆがんでいれば、その影響を受けやすくなります。

通常、類は友を呼びますので、似たエネルギーの人が集まります。
自分がどういうエネルギーの中にいるかをよく見ましょう。

もし自分が以前より成長して、今のグループにいることに違和感を感じるようであれば、未練を感じずにシフトチェンジしましょう。

逆のパターンもあります。
まわりが成長して、あなたが変わりたくないケース。
この場合は、変わりたくない自分を認め、素直になるがいいでしょう。

この先、どういう集団に属しているかは大切なポイントとなります。

また、表向き、明るく幸せそうだけど、実は...みたいな人も多いです。

見極めが大事です。

どちらにしろ、自分の今の状態に見合った人たちや状況がやってきますから、精神状態を整え、理にかなった思考をし(最善の認識を試みる)、自然に生きることを心がけましょう。

今、この二つのエネルギーの間に亀裂が見えます。この溝は埋まるどころか、これから広がっていくでしょう。今はまだ反対側の岸に飛ぶことはできますが、そのうち溝幅が大きくなり、飛び越えられなくなります。

自分が自分なりに本来あるべき姿で生きているか、あるいはその方向に向かうプロセスの中か、鬼畜の領域に向かうのか(地獄絵図の雰囲気)、心の中で何を思い描いているのかチェックしましょう。

自分の中の地獄を知り、天国を思い描こう

きれいな心になりなさいという話ではありません。
自分の中に地獄絵図を持っている分はかまいません。というより、持っている方が良いです。あるのは知っているけど、必要以上に関わらないという姿勢でいましょう。

そこをどうにかしようと力を注ぐより、自分はどんな天国に住みたいのか、どういう天国を創りたいのか、そちらに思いを馳せて、日々行動していきましょう。

世の中は何かと不安要素を出してきては、怖いぞ、危ないぞと言ってきます。

それはあなたの中の「怖いのはイヤ」「怖いけど、のぞいてみたい」という相反する誘惑が引き寄せています。自分の心に正直になった時、平和を求めると同様に、刺激を求める自分もいる(傍観者としても)ことに気づきましょう。

刺激を求める自分に気づいたら、それを「良い刺激」を求めるようにシフトしていきましょう。

つまりは、誰かの不幸な話題や災害ニュースに非日常を感じて、悲しむとともに心浮き立つ自分を発見したら、自分を責めるのではなく、その心浮き立つ部分を良い方向に向けていきましょう、ということです。

そうしているうちに、心は良い方向に刺激を求め始めます。

9月中に、この心の作用をしっかり見つめ、舵取りをできるようになっておきましょう。でないと、この先ますますそこから抜け出るのが大変になります。
まずは自分の心身を整えてから、外の出来事に関わりましょう。

では、楽しい9月となりますように。

PS. バスに乗れるか、ゾンビに捕まるか

「そこから抜け出るのが大変になる」という話ですが、類友の法則で考えれば、わかりやすいです。

なぜなら自分がいる集団のエネルギーが強まっていくからです。それを当然として生きる人たちの集団にいて、自分は決めかねて迷っているなら、そのエネルギーにに引きずられて、埋没しやすくなります。

今月はそこを飛び出して、新しい流れ(エネルギー)に乗ってしまうがいいです。本当は夏の間にしたが良かったんだけど、まだ今月もいけます、ということで。

想像してみてください。

ゾンビが集団で追っかけてきてて、あなたは出発寸前のバスに向かって必死で走っています。

バスに乗れるか、ゾンビに捕まるか。

そんなに緊迫しているわけではないですが、わかりやすい構図です。

ぜひバスに乗って、新しい世界に向かってください。

「和音」2020.9.1

追記

ゾンビに捕まるか、バスに乗るか。

あなたがその最中にいるのなら必死です。この悪夢から抜け出たいと死に物狂いです。もしあなたがそれを映画としてみているのなら、そのハラハラドキドキを楽しんでいます。

視点の違いで、現実がそれぐらいの差をもって見えます。
どちらを楽しみたいかは好き好きですが。

今月のメッセージがなんでこんな話になってるのかな?と思いました。
意識の持ち方の違いでずいぶん変わるんだよということでしょうか。

私のひねくれた見方が反映している気もします(苦笑)
私もそこを越えていかなくてはね(笑)

とはいえ、いろんな報道に振り回されて思考停止したまま翻弄される人と、自分で思考し、現実を生み出していく人との違いが際立っていくとは思います。すでにそれは現れていますが、今後起こることでなお一層際立っていくのでしょう。

また、「どういう集団にいるか?」と書いてますが、これ、「情報」も含まれます。
どういう情報に囲まれているか?
これも大事ですね。

一気にマスク着用が広まったように、新しい価値観で生きる人がある程度増えたら、またあっという間にそのライフスタイルが広がっていくのでしょうね。

そしてそれが普通であるかのようになって、「昭和や平成の時代は〇〇だったね〜」なんて話をするようになるんでしょうね。

令和っ子が昭和時代を見るとき、昭和時代の人が大正時代を見るときのような感覚なんでしょうね、きっと。昭和時代には黒電話とか普通に使ってたしね。  

では、素敵な9月となりますように。

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