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【まとめ】保育士の給料の仕組みについて

こんにちは!JOYKU運営事務局です。
今日は保育士さんの給料の仕組みについてお話します。

その中でまず理解しておくべきことは、

・保育園の運営の仕組み
・保育士の給料の仕組み
・保育士の給料を上げる方法

この2点を重点的に説明し、実際に保育士さんが給料を上げる方法を
お話します。
なかなか給料が上がらず不満を抱えている方へ、まずは仕組みから知って頂けたらと思っております。

保育園の運営の仕組み

結論から言うと、保育園は助成金と利用者から支払われる保育料で成り立っています。
その二つが保育園の主な収益となっています。

しかし、補助金や保育料には一定の基準が法律で定められているため
保育園は自由に財源を増やすことが困難となっています。

こういった一定の基準を”公定価格”と言います。

こうした仕組みがゆえに、収入は子どもの数に比例し定員一杯まで預かると
そこで頭打ちとなります。
それ以上に収入を増やす方法はありません。

保育士の給料の仕組み

先ほど説明した保育園の運営の仕組みの通り、
助成金保育料が保育園の収益となっており、保育士の給料はその限られた財源の中から支払われています。

保育園は収益からさらに、運営費等を差し引いているため
保育士さんへ支払われる給料はどうしても少なくなってしまいます。

保育士が給料を上げる方法

では、保育士は給料を上げることは不可能なのか?
必ずしも給料を上げることができないわけではありません。
方法は限られてしまいますが、主に3種類あります。

ひとつめは、
国が補助金を上げることです。

ただ、これは保育士が決めることではなく国が決めることです。
国は簡単に補助金の水準を上げることはしないとは思いますが、
法律を決めているのは人であり、またその人を選んでいるのは我々国民であるので
我々も選挙へいき投票という方法で現況を変えるために行動するしかありません。

ふたつめは、
キャリアアップをして役職に就くことです。

主任保育士・副園長・園長といった役職に就くと役職手当がつきます。
ところが、役職は各保育園で就ける人数が限られている上に、就任までに長い年月がかかってしまうことになります。

その問題を解決するのが「保育士等キャリアアップ研修」という制度です。

保育士としての経験年数が3年以上あれば、正社員だけではなく派遣や契約社員、アルバイト・パートも研修を受けることができるので、挑戦してキャリアアップを目指すのもオススメです!
ただ、職場によって役職給の支給額に差が出る場合があるので予め確認しておきましょう。

最後に三つめは、
今より給料の高いところに転職することです。

保育士不足の折、人材を呼び込むために、給料や待遇面で好条件を掲示している職場は多くあります。
働く場所によっては今の職場よりも給料が上がる可能性は充分にあります。
ただ、給料面だけで保育園を選ぶのではなく、自分に合った職場を選ばないと苦労することもあるので転職を考える場合は気をつけましょう。

こういった状況の中で、日々尽力されている保育士のみなさまに我々JOYKUは感謝と共に、保育事業者として微力ながらサポートしていきます。

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