五歳の子と

子どもとの向き合い方に迷いすぎて辛くなる時がある。
「もう絶対ゆるさんから」と言われたら
私は「あっそ、ゆるさんのやね、分かった」そう言ってそっぽ向いて横になる。
子どもは、何度か私の背後にきては戻っていく。
子どもは、ひとりでしくしく泣いてる。
子どもは、そのうち寝落ちしてる。
私は、明日の仕事の準備でパワポ見返したりする。
脳内は「ごめんねって言ってきたら、言葉は目には見えんけどすごく力を持ってるから、許さんなんて言わないでほしい。言われた人はどんな気持ちになるか考えて」そう言おうって決めてる。そしてハグ。私たちはいつもこうして仲直り。

子どもが生まれると夫婦がお互いにパパママと呼び合う人たちがいるけど、
私はそうなれなかった。ならなかった。なりたくなかった。
この考えがいけないのかな。もうどこへいってもママとして振舞えたら、
いつも子どもファーストで、子どもの成長を心から喜び、子どもと過ごす時間が何にも代えがたい時間となって最高の幸せを感じ続けられるのか。
私が過ごしている地域は田舎。方言もある。けど、子どもと標準語で話す人を見ると違和感を感じる。なんか作られたものっぽくて。けどそんな親子がとっても幸せそうなんだよね。
私なんて子どもとぶつかってばかり。私が大人気ないからだ。子ども相手にカッとなってしまう。やだなあ。子どもの成長に悪影響だろうなと考えると怖くなる。子育てに正解はないとよく聴くけど、自分の子育てがあまりよくないとはわかる。しんどい。わたしのせいで子どもが「空気を読みすぎる子」になっていく。わたしがひとりで気分屋してるから。ごめんね。私のところにきてよかったと思ってるか。のびのび育てるということができなくてごめん。

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