心疾患とうつ病の関係とは?
うつ病は心の病と言われているが、実は文字通り心臓を痛めることがあるらしい。今回取り上げる論文は、うつ病と冠動脈疾患の関係についてレビューしたもの。
この論文によると、
・心疾患とうつ病は関連しており、うつ病がある場合、冠動脈疾患になる確率は1.5-2倍になる。
・その機序としてはうつ病により免疫機能が変化し、体内の炎症症状が亢進することが関与している。
・またうつ病で血小板が活性化し、血栓ができやすくなる。
・うつ病で活動性が低下することも関係している。
・うつ病で心拍変動が変化することも影響している。
とのこと。数字だけ見ると酒や煙草並みに体に悪そうだ。
Q: うつ病で全身にどのような影響が生じるかを知りたい。
明日目を通す論文:
Evaluation of Brain-Body Health in Individuals With Common Neuropsychiatric Disorders
一般的な神経精神障害を持つ個人の脳と体の健康の評価
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