受験勉強に必要なのは、マイルール
受験の心得と言いますか、私が当時やっていた事で、今思っても「ナイス」だと思うものをシェアします。
それは「マイルールを作る」ということ。
いきなりではなく、徐々に作るというのも大切です。
自分にはそれが出来そうだ。やってみたい。挑戦してみよう。そんな風に、「したい事だからするんだ」と、心と行動が自然とそっちに向くように仕向けるの、めっちゃ大事っす。
合格するためにいくら必要だからと言っても。無理矢理というか、今の自分にはあまり魅力に感じないルールを決めるのは、私にはプレッシャーでしたし、そういうルールは守れませんでした。
わたし、気分屋なんです。自分の気持ちが動かないと、みんなが守れるような(頑張れるような)ルールでも守れないような人間なんです。そうです。わたしは、中学時代、教科書を開いたり、ノートを取ったり、提出物を出したり、試験勉強するのが嫌すぎて、理科で「1」を取るような人間なのです。
どれだけ先生に「必要だ」と言われても、自分の心が動いていないのに取り組むのってむずかしくないですか?わたしには無理でした。
そんな自分の性格を変えるのではなく、そんな自分でも守りたくなるルールを定めたらいいんです。
そんな私には、「え、やってみたい!挑戦してみたい!」という気持ちがまずは大切。そして「自分で決める」という事も重要でした。
そんなわたしが、受験時に決めたルールは、
①予備校へは毎日通う
学校のある平日は、部活後~予備校の閉まる22時まで。学校がない日は、9時~18時まで。浪人生時代は、毎日予備校へ通って9時~20時で勉強してました。
もちろん勉強時間は時期によって違うんですが、だいたいこんなもんだったでしょうか。
②土曜日だけは20時前に帰ってOK
当時、フジテレビで『めちゃめちゃイケてる』という番組が放送されてましてね。とにかく大好きだったんです。
③休憩中は勉強しない
予備校だといたんですよね。お昼ご飯を食べながら、単語帳などの勉強している子。わたしは休憩と勉強タイムとをわけたかったので、勉強時間以外は勉強をしないと決めてました。
④勉強中、眠くなったら寝る。
これは浪人生の時に確立したんですが、わたし、眠気を我慢し続けるより、ちょっと寝てしまった方が、目が一気に覚めて、集中して勉強できるタイプなんです。なので眠いなって思ったらすぐに寝るようにしていました。
他にも、授業の予習復習や模試の受け方、科目ごとにもいくつかあるんですが、そうすると細かくなってしまいますのでね。
①はいいとして、②~④に関しては、「もっとストイックになった方がいいんじゃないか」「私より成績のいいあの子はもっとやってるのに」という気持ちになったりもしたんですけどもね。
それでも②~④がないと①が成立しなかったんです。トータルで考えた時に、一番自分が長い時間勉強し続けるためには、この①~④までのマイルールが必要でした。
あんまりストイックにやっても、途中でストレスがたまり過ぎてパンクするだろうなと思ってましたしね。
最初の内は自信もなく、「本当にこれでいいんだろうか」とソワソワしていたりもしたんですが、「これで行こう。これが私の受験勉強スタイルだ。」と割り切ってからは、「私にできる最善の受験スタイルで合格した大学に入れれば御の字」と思っていましたし、そういう自分の受験スタイルが正解だったのかどうかは、将来のわたしが決めればいいやと思い、悩まなくなりました。
自分にとっての最善の形での受験スタイルを作っておくと、終盤にかけての安定感も変わって来ると思うんですよねぇ。
ぜひともマイルールの構築をしてみてください。
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