小説同人誌を完売させるためにしたこと
先日出版した小説同人誌は、自分史上最高部数の50部を発行しました。
さてさて、この50部ですが、イベントで30部頒布しました。そして、残りの20部を書店に通販委託しました。
自ジャンルは、旬ジャンルではなくて、新規参入者も学生さんが多いです。ただでさえ金額が高めの小説同人誌。手に取ってもらえるのか。頒布前は不安でたまりませんでした。
そこで、完売させるためにいろいろ努力をしました。
Twitterで周知する・・・Twitterで制作状況について呟いたり、完成後も仕様や内容などこまめにアップデートしました。小説本は文字情報しかないので、やはりある程度のアピールは必要だと思います。
サンプルをpixivにアップロードする・・・個人的な肌感覚ですが、小説を読む人はTwitterよりはpixivで読んでいる人が多いイメージです。お金を出してまで小説本を手に取ろうとする人は、なおさらpixivユーザーのイメージが強いです。
書店には他の作家と同じタイミングになるよう納入する・・・書店によっては、まとめ買いをすることで送料がお安くなります。そこで、他の作家さんが販売スタートするタイミングの時に自分の本も販売されているようにしました。
書店通販中は、新作を書いてpixivにあげる・・・「この人、どんな文章を書くんだろう?」、「pixivで読んだこの人、本も出してるんだ」などと思ってもらえればよいなと思って新作をpixivにあげました。
数週間で完売しました。無事に完売してホッとしています。在庫に対する考え方は人それぞれですが、私は在庫を抱えていると気に病むタイプです。自分が自界隈天井の人気サークルだったら精神的にももう少し余裕があったのかもしれませんが、そうでもないので、病まない程度に同人に向き合いたいと思います。
なお、同様の理由から、再販の予定もありません。再販するなら再び相当の冊数を刷らなければならず、赤字になること必至です。何より再び在庫を抱えることに耐えられそうもありません。
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