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まぐわいis何

こんにちは。
なんだか久しぶりの投稿になる気がする。
下書きだけが溜まってく。
これじゃあ、意味ないね。

今日、問いたいのはタイトル通りまぐわいis………?
ということだ。


突然だが、アタシの生い立ちを知って欲しい。
その上でこの疑問を抱いているから。

アタシは中学時代いじめられていた。
いじめられていたといっても、"よくある"はぶりはぶられといったやつ。

そこで希死念慮とかなんとかが芽生えてしまい、
それは今、花となって咲き、アタシの人生を狂わせている。

学校という場所が嫌いで嫌いでたまらなかった。
学校を恨み、忌み嫌った。
しかし、アタシは今、学校という場が大好き♡である。
それが何故かは、話すと長くなってしまうな。
どうしよう、とりあえず、その、なんだ、?

アタシという人間を歪めた学校という存在に執着続けている。

簡潔に言うとこんな感じ。

まあ、これも、"よくある"話だ。


当時、登校する際も車道に飛び出してしまいそうになるほど学校が嫌だったアタシが、インフルエンザ欠席を除き皆勤だった最大の理由は、ある教師の存在だ。

その教師は、どの生徒にも人気で、優秀な教師だった。
卒業後も、その教師に影響され、教師の道を志すものがいるとよく耳にする。

教師って、芸能人と一緒で、好きな人も嫌いな人もいる。
アタシは、好き側の人間だった。
保育園児が保育士を好きになってしまう、あの現象。
狭い環境にいる生徒たちは、身近な大人とやらに惹かれてしまうものだ。


その教師はアタシの教科担任に過ぎなかった。
それなのに、四面楚歌なアタシを受け入れ、日が暮れるまで話を聞いてくれた。
話していると、あっという間に夜になってしまい、
よく送迎をしてもらっていたほどだ。

そのくらい、アタシはその教師を信用していたし、きっとその教師も同じだと思う(と、思いたいだけだが)。

その教師と、ずっと、交換日記をしていた。
アタシが思考を書き留めておきたいという考えが今もあるのは、多分それによって習慣づいたからだ。


アタシにとって、その教師はかけがえのない存在だ。
要するに、アタシは今でもその教師に依存している。

ありがちな話だとは思うが、これがどんなに醜い状況か。

惨めすぎて、涙も出ない。

とりあえず、アタシは今でもその教師に囚われているのである。

その教師が示唆した道を言う通りに進み、今もその道の途中。
学校という存在に執着しているのは、その教師への執着と同義だ。




アタシの精神は、今でもその教師に取り憑かれている。
では、肉体は一体どこへ行くのか。

性欲がお盛んになる時期を迎え、アタシはその教師を思い続ける自分が惨めなことに気づき、焦りを覚えた。
周囲は恋愛を謳歌する中、アタシはその教師への思いを腐らせている。

最悪だ。

焦燥感から手っ取り早くできるマッチングアプリに手を出した。

その結果が、これ。


快楽に味をしめたアタシの肉体は、その囚われる精神に反比例し、同じことを何度も繰り返した。

マッチングアプリで恋人を作っても、その教師への思いは強くなる一方だった。
もはや、その教師への気持ちを痛感してしまうほど。

案外、あっさりとアタシは処女を捨て、そこからは防波堤が破壊されたかのように快楽を貪った。

で、今に至る。

不特定多数の男とまぐわう(=性行為する)ことで、せめて肉体だけでも自由なことを自分の中で証明した。

精神は今も、縛り付けられたまま。
そこから解放されることも望まなかった。
この不毛な感情を誤魔化すためにも、股を開きに開きまくった(は?)。

アタシの肉体は宙を舞うように、軽くなっていた。
ようするに尻軽になったというわけだ。

"おい、笑える"


アタシの中で、まぐわいは自傷だ。
中学時代、腕を切っていたように、今はしょーもない、名前も知らない男と行為に及び、自身の体を消耗させている。意図的に。


今でも、その教師に叱って欲しい。
緩くなった股を窘めて欲しいの。

そんな気持ち悪い思考に辿り着いてしまったアタシは、恋人とのまぐわいが、なんの意味を成すのか分からなくなってしまったのだ。


不特定多数の輩としてしまったアタシは、
また、それを恋人とすることで、恋人さえも不特定多数にしてしまうのだ。


アタシの中でまぐわいは自分を傷つける手段に過ぎない。

この考えを非難されても仕方がない、と自分でも思う。
自分でも避難し続けているのだから。
皆まで言うな。


ねえ、今は誰が自傷をするアタシを注意してくれるの?それを、やめさせてくれるの?

もはやアタシは、その教師からお叱りを受けたいがためにこんなことを続けているのだ。

気持ち悪くてたまんないね。

精神とか、肉体とか。言い訳にしかならない。

ありがちな話しかできないアタシを唯一にしてくれるのは、その教師だけなのだ。と、本気で思っている。





中学を卒業し、その教師に会うことはもうない。
多忙を極める教師に連絡をできるのは、その教師の誕生日だけ。

それをついこの間、迎えた。
アタシが連絡できるのは、その日だけなのだ。

アタシは今でも、その日のために生きている。



今でもその教師を想っている。
これから先もそれはずっと変わらないんだろう。


こんな可哀想なアタシに、誰も見向きもしない。
それでもいいのだ。

囚われ続けるその感情は腐敗が進行し、異臭を放っている。

そのせいで、こんな始末だ。



でも、今でもその教師に囚われ続けていたい。
そんな自分を愛してやまないのである




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