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考えるとは、疑問9割

「自分の頭で考えなさい」と他人に言われた事は、ありませんか?

考えろって言われても、どうすればいいのさ…」と一度は思った事があると思います。

そこで、今回は考えるとはどういう事なのかをサクッと述べていきますね。


【考える:①疑問を持つ】

考えることの90%は、疑問を持つ事(疑うとも言うでしょう)です。

何故なら、常に疑問を持つことができれば、思考停止で頷く事がなくなるからです。

例えば、相手が「米は、やっぱり白米一択だよね」とあなたに言ってきたとします。

ここで何も疑問を持てない人は、「そうだね、白米美味しいよね」と返す事でしょう。

しかし、常に疑問を持つ事ができる人は、実際に発言するかはまた別にして、頭の中では以下の様に考えます。

「本当に白米一択か?確かに、白米は日本人の主食だ。でも、米は白米だけではない。玄米や雑穀米もある。それに、最近は白米が体に良くないと言われているから、玄米にシフトチェンジする人も増えてきていると聞いた事がある。やはり、白米一択ではない様な気がする」


特に、最初の頃はとにかく疑いまくってください。
疑い続ける事で、疑問を持つ質が上がりますので。

【考える:②仮説を立てる】

疑問を持てれば充分ではありますが、仮説を立てる事ができれば、更に深く考える事ができるといえるでしょう。

何故なら、仮説を立てる事ができれば、その仮説が合っているかどうかを自ずと検証したくなるからです。

例えば、相手が「年功序列は日本では減ってきている」とあなたに言ってきたとします。

この発言に対して仮説を立てるなら以下の通りです。

「年功序列が日本で下降線と仮定するなら、何を示せばいいのだろうか?年度毎の年功序列のデータか、成果主義を採用しているデータを見ればある程度分かるかもしれない。見てみよう」

仮説は間違っていても構いません。
間違っていたら、また違う仮説を立てて検証すればいいので。

失敗を恐れず、仮説を立てて検証する事が非常に大切です。

【疑問と仮説を立てるには知識・経験が必要】

ここまで読んだあなたは、1つ疑問に感じたかもしれません。

「考えるというのは、疑問を持つ事&仮説を立てる事というのは理解した。
しかし、疑問を持ったり仮説を立てたりできるのは、知識があるからではないか?」

このように疑問を持つ事ができたあなたは、考える事ができています。

そして、この疑問に答えるなら、考える事に知識は必要不可欠です。
ただ、知識だけではなく経験も同じくらい必要です。

その為、考えるには日頃から知識を付ける為の勉強と、多くの行動が欠かせないといえるでしょう。
(知識を付けるには、何を勉強したらいいのか・どのように勉強したらいいのかなどは、今回のメインテーマではないので、ここでは割愛します。)

【最後に】

今回は、考えるとはどういう事かを具体的に説明してきました。

  • 考える:①疑問を持つ

  • 考える:②仮説を立てる

  • 疑問と仮説を立てるには知識・経験が必要

「自分の頭で考えろ」と抽象的な事だけを言い、今までご紹介したようなことを具体的に説明できない人は、考える事ができていません。

つまり、物事を具体的に説明できない=言語化がヘタクソ=ちゃんと理解できていないという事になります。

そうならない為にも、何かを考える時は、疑問を持つ&仮説を立て、他人に説明できるようになりましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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