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ふれあい 温もり



私は5人兄弟の2番目
お母さんと手を繋いだ記憶があまりない


あぶないところへ
行ってしまわないように
いつも下の兄弟達の手を取っていて
お母さんと手を繋いだ記憶がない

お母さんと
もっとふれあいたかった

そんな思いから私には
“ふれあう”軸がある


起きた時、泣いた時、
嬉しい時、寝る前のハグ
保育園でバイバイする時のタッチ

ぎゅ〜するよ〜って言うと
集まってくれる息子たち
渋々参加する旦那さん笑

私の愛を伝えるのに
“ふれあい”は欠かせない



そしてふと思い出した
私はお母さんとは
手は繋いでなかったけども

おんぶされることは結構あった
おんぶされた時の肩越しの景色

 
お姉ちゃんと手を繋ぎ
私はおんぶされている
お母さんの背中をひとりじめ

ぴったりくっついて
あったかくて幸せな気持ち


そのまま寝ちゃっても
お母さんの背中で
揺られながら目覚めるのも
なんだか特別な感じがした

ああ私、お母さんとふれあってた
お母さんの背中をひとりじめしてた
完全に安心し切ってそこにいたじゃない




そしてもうひとつ
私はお母さんと手を
繋いでいなかったけれど
兄弟たちとふれあっていた


もしかしたらお母さんは私や下の兄弟たちと
もっと手を繋ぎたかったかもしれない
その代わりに私はたしかにあの時
兄弟たちの手の温もりを感じていた



お母さんとのふれあいたかった!と
こだわるのもいいけど

その代わりに
兄弟たちとのふれあいがあったこと
温もりを感じていた自分が
そこにいたことを自覚したら

ちょっと拗ねていた
自分のハートが
ホッと癒えた感じがした

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