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1935年製のTOMBOアコーディオンPARIS
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1935年に製造販売された、TOMBO楽器製作所のアコーディオンPARISです。
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グリルデザインも蛇腹も可愛いので、最近展示位置を変えてみました。こういった非売品アコーディオンは、アーティストさんのジャケット撮影などに使われております。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25413509/picture_pc_ce2adaad9282e37d29c366a0b4f4f05c.jpg?width=800)
経年劣化がすすんでおり、動かして音出しや演奏はとてもできなそうな状態の骨董品でした。
このツイートをした当時は知らなかったんですが、こちらのトンボパリは国産第1号のピアノ式アコーディオンだったようです。
25鍵12ベース、MMの2列笛、定価70円。
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当時はダイアトニック(押引異音)が大半でしたが、これをきっかけに沢山の日本のピアノ鍵盤式アコーディオン愛好者が生まれました。
ちなみに、1935年というと、谷口楽器の創業と同じ年!なんとこちらのトンボパリと谷口楽器は同い年だということが判明しました!
トンボ楽器さんは、創業者の谷口清助も修行していたことがあり、谷口楽器とはとても関係の深い老舗ハーモニカメーカーです。
トンボパリは、谷口楽器を創業当時から見守ってきてくれた特別なアコーティオンだったんですね。
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