見出し画像

【PTA】周年行事積立金を廃止しました

どうも、イリエモンです。

PTA活動未経験から都内の公立中学校のPTA会長になり2年目に入りました。

PTAのアレコレをこのnoteに書いています。


予算案から周年行事積立金を廃止

先日書面でのPTA総会を開催し、賛成多数により今年度の活動や予算を承認いただきました。

この議案の中で、今年度の予算案から「周年行事積立金」を廃止しました。

周年行事積立金とは

周年行事積立金とは、学校の「創立XX周年」や「開校XX周年」を祝う記念式典の事業費として使うため、PTAが積み立てているお金です。

私が知る限り、多くの中学校が10年ごとに周年行事を開催しています。

周年行事では、生徒や来賓を招いた記念式典や祝賀会、学校の歴史や関係者の祝辞を集録した記念誌、記念品などを製作して配布をするようです。

この周年行事の事業費は、公立中学校の場合、自治体からの公費、同窓会やPTAなど関係団体などの私費拠出により賄われてれいます。

イリエモンのPTAの場合は毎年5万円を積み立てています。

ちなみに、10年ごとに行われる周年行事のうち、30周年、50周年、70周年、100周年…の開催時は周年行事の規模が大きくなる傾向があるようです。

積立金の廃止のきっかけ

周年行事積立金の廃止のきっかけになったのは、4月の校長と副校長との懇談でした。
4月に校長が変わったこともあり、副会長とイリエモンで今年度のPTA活動について方針を説明して意見交換することが懇談の目的でした。

その議題の中でイリエモンから「中期的には周年行事積立金の積み立て停止や、慶弔規定の廃止が議論になる可能性がある」と学校に伝えました。

これは、イリエモンが1年ちょっとPTA活動をした中で、PTAの保護者会員は「子どもたちに直接届くPTA活動」を求めているように感じたからでした。

周年行事や慶弔規定へのPTAからの拠出は、(会員や地域との良好な関係性づくりに役に立つものの)、子供たちに対しては間接的な活動に見えます。

校長の理解

校長は周年行事積立金の積み立てを取りめることについて理解を示してくれました。

校長は「いまの周年行事の費用はPTAなどの積立金からではなく、協賛金に移行しつつある」と認識されていたからです。

協賛金は、周年行事の準備期間に卒業生や地域などから寄付を募る方法です。

イリエモンの中学校では、ちょうど昨年度に周年行事を終えたばかりでもあり積立金を廃止するにはちょうどいいタイミングでもありました。

残った積立金は

昨年の周年行事の収支決算時に余ったお金を、PTAが預かって積立金口座に保管しています。
このお金のほとんどは、記念式典の当日に来賓からいただいた祝い金ですので、次年度に引き継ぐつもりです。

今回の周年行事積立金の廃止は、校長の理解によってスムーズに実現できたように思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、またっ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?