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ご高齢者の絶えない事故を憂慮。ドライバーと歩行者へ究極のアドバイス!

70歳以上のご高齢者が関係する悲しい事故の記事が、毎日のようにニュース紙面に顔を出しています。
日常、道路を共用する中で目にする光景も鑑みて、ご高齢者に究極のアドバイスを進言させていただきます。

(1)ドライバーへ(運転の時)

交差点、横断歩道、とまれ、追い越し時、合流時、駐車時、出発時。いわゆるブレーキを踏んで止まり、新たにアクセルに足を置いて踏み込む前に、運転席側の窓を(この際)全開にしていただきたいと思うのです。
運転する車の窓を開けることで、ご自身の目で目視しなければならないという意識も高まり、かつ、事実、周囲の状況を透明感を持って確認することができ、また、生々しく様々な音や声も鮮明にご自身の感覚に届くものと思います。

安全を確保するための一つひとつの動作に刺激を与えて集中し、メリハリある操作、行動に移せるのではないかと思うのです。「窓開け」は、私も39年の間、徹底していることです。外部が少々埃っぽくても、外気が暑くても寒くても、安全にその場を通過できることと比較すれば、小さな問題でしかありません。

また、他の車を運転すドライバーからも、顔の向き(注目している方向)や表情を鮮明に伺い知ることができ、危険回避をお手伝いすることも可能となるのです。

「窓開けて一呼吸を心掛け」


(2)歩行者へ(路行く時)

日没後、暗くなった夜道の歩行や道路横断の機会を無くす工夫をお願いしたいと考えています。交通安全面だけでなく、防犯上も望ましくはない夜間の外出が、是が非でも必要なのでしょうか? 翌日以降の日中、明るいうちの行動や、ご家族や周囲で見守っていただいている方々の助けを受けて済ませることができない用事なのでしょうか?
体力的な課題もあり、信号のある横断歩道を目指す行動が遠回りであったり、億劫に感じるのであろうと察する部分もありますが、駆け足で素早く行動したり、咄嗟の判断や動作が難しいのは避けられない事実です。これを無理してやり過ごそうとした際に、事故が発生しているように感じてならないのです。

せめて目立つ明るい色の服装や、反射材の装飾が付いたタスキ、懐中電灯などを携行し、しっかりと信号のある交差点、横断歩道にて道路を横断するよう、徹底していただきたいと考えています。ここを渡れば目的地、もしくは格段の近道だという場面は確かにありますが、そこをどうか、安全であることと天秤に掛けて安易に行動しないようにお願いしたいのです。

「夜間の道路横断 三途の川」



これからの雨が多くなる時期は視界も悪くなり、万が一における車の制動距離(停止するまでの距離)が伸びるなどの悪条件が重なってきます。
どうか少しの手間の追加を嫌わずに、安全のため、ご自身を守るための意識と行動力を高めていただくことを願います。
また、周囲で見守る立場の方々からも、今一度、お話しにより理解を深めていただける機会を設けて頂ければ幸いです。

ご高齢者が関係する事故の防止に繋がることを祈っています。

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