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心の鍵

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2021年2月の記事一覧

おはよ

ペットボトルを 洗っていたら ボトルのなかに 虹が 見えたよ

『詩人に抱かれる者たちへ』

もしも人と人が お付き合いする中で こんな思いを持てたら幸せですよね。 『ありがとう、感謝してるよ』 もしも人が恋人に向けて (動植物や山河や星空にも向けて) こんな言葉をかけられたなら感動的だろうね。 『美しい君に、とても会いたかったんだ』 そう、人にとって大切なのは 感謝や感動をする《心》でしょう。 そのために芸術がある。 売れない詩人 ひろまる愛理、 noteの場をお借りして 創作活動を続けております。 僕はnoteを、子供の頃に作った 秘密基地のよう

棄て犬の句を見て

「野良犬となりても生きよ月に棄つ」 雑誌の記事古い本を整理していた時、見つけた雑誌「太陽」―昭和59年9月号―に掲載されていた俳句です。 この号は俳句の特集号で多くは蕪村・一茶・山頭火の生涯と作句を特集していました。コラムとして短い文章ですが俳人加藤楸邨が俳句について語っている記事があり、その中に例として挙げてある句のひとつが上記の句です。 かつて楸邨が選者となって選んだ一般公募の句の一つだそうですが、この句を掲載した時の反響と楸邨自身のこの句に対する思いが綴られていました