大人の部分と子どもの部分。

私の親戚たちは、比較的仲良しだ。我が家と従姉家族のグループラインがあったり、その内の従姉妹会や女子会グループもあるほどで。そんな仲良しな家族、親戚が私は子どもの頃からとても好きで、その一員であることが嬉しかった。


先日、女子会ラインに実母から従姉へのメッセージが送られた。

「結婚1周年、おめでとう。」

なんの変哲もないメッセージ。それ以上も以下も意味を持たない、そんな文章。だけど、私だけはひどくショックを受けてしまった。


私も入籍して1年が経った。けど、家族の誰もそれにおめでとうの言葉をくれた人はいなかった。結婚式をするはずだった日も、だ。別にそれ単体に対しては、特に悲しみは感じなかったんだけど、従姉の結婚した日は覚えていておめでとうってお祝いするのに、実娘の私に対しては忘れてしまうくらいの日なんだって思って。家族に、親戚に、優先順位みたいな数字が貼られているように感じて、悲しくなった。そして、私の名前の上にあるその数字は大きいのだろう。


それからその1日はすごく卑屈になってしまって。すべてを斜に構えるみたいな(言葉の使い方間違えてそう)、ものごと全てにどうせ本当は〇〇なんでしょって思ったり。やっと売り切れ前に買えたかぼちゃのケーキも食べたい気持ちがどこかへ消えた。


好き、と思ってる気持ちは伝えなきゃ伝わらない。

最近noteで学んだこと。その逆も然りだ。傷ついたこと、されて悲しかったこと、伝えなきゃ伝わらない。伝えなきゃたぶん繰り返される。伝え方、むずかしいけどね。


そんなな気持ちで実母に個人ラインをした。母はごめんなさいと謝っていたけど、本当のところはどうなのかわからない。もしかしたら、お姉ちゃんの方が近くに住んでいて頻繁に会ってるんだから、しょうがないじゃんって思っているかもしれない。私、今は素直になれない。斜めになる。


お姉ちゃんずるいって子どものようにごねちゃうもんね。



いろいろ思ったし、悲しかったけど、それだけじゃなくて、ちゃんと何がどう悲しかったのか嫌だったのかを伝えられたことは、ちょっと成長した部分にも思える。本当に本当に子どものままなら、ひざを抱えて気が済むまで泣いていただろうから。


ちょっと大人になった部分と、子どものままの部分。ぜんぶが今の私。



いただいたサポートは、1000円をこえたら家族でおやつパーティーを開かせていただきます。その様子をまたnoteにupしますね^^いつも読んでくださり、どうもありがとうございます!