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夏の終わりの… 【詩】【ポエム】⑧


”君から少し 離れようと思う

愛しているのか 傷つけているのか わからない… から”

”いいえ

目の前にあるガラス細工

可愛らしさに思わず手に取り

触れてみたくなる

ただ 眺めているだけじゃなく

『触れて欲しい』と私自身が思っているならば

手から こぼれ落ち  壊れても 本望です” 

と、すごんでみる


なかなか溶けないグラスの氷

心のわだかまりを 示しているようで…。


あなたの その 白い指で

心のひだを なぞって下さい

いつか してくれたように

私が 私である理由

教えてくれた

欲しかった言葉をくれた君

心がシンクロする

他のものには換えられない その瞬間


けれど

いつしか言葉は矢に変わり

お互いの心に刺さっていく

ふと 気づくと 手にしていたのは

愛ではなく 憎しみ…?


私はあなたのことを忘れます  きっと 忘れます

それまでは この 氷のように冷たいガラス細工を

握りしめていることでしょう




詩(ポエム)で、唯一無二の世界を作ります✨