あらゆるコミュニティーの変遷と終末。最終的には政治力に長けた人間・鈍感ダンプカー人間・依存的空気読み人間の3つだけが残る
あらゆるコミュニティーにおいて、それを構成する人間の種類がどのように変化していくか。
まず初期においてはなんらかの熱量のある人間がそれを立ち上げる。
その熱量に惹かれて、暖炉を求めるように人が集まってくる。
人が一定集まると、それ自体がもう一つのエネルギーとなり、初期の熱量の必要性と割合が減少していく。
コミュニティーを立ち上げた人間にとっては、なんらかの目的や理想のための熱量だったのが、集まってきた人間の大半にとっては別にそれじゃなくても(エネルギーの質の違いは内心どうでもいい)人が集まっているエネルギーで満足なので、「あれ?なんか違ってきたな。」となる。
初期の熱量が置き換わっていくにつれ、広義の権力の中心が、政治的な能力に長けた人間に移っていく。
依存的空気読み人間(にとっては強そうな側に従って安全と安心を確保できれば何でもいいので)がそっち側になびき始める。
一定数入ってくるダンプカー人間は好き勝手振舞ってすぐに弾かれるかずっと居残るかの二択。居残った人間はずっといる。
立ち上げた頃の人間が離脱する。
3種の人間の割合が増えるほど、繊細な人間から順に離脱する。
最後に残るのは、冒頭の3つの人種になり、初期の熱量が完全に消失。
形骸化した、組織のための組織が残る。終わり
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