権力はなぜ集約するのか?ー序列意識を捻じ曲げるための道具として利用される「神」

大小様々な権力が集約する原理

集約して安定するとその中からまた新たな中小権力が出てくるのだがハナシがややこしくなるので、集約する際の原理のみ。

まず結論:人は偉そうにされる人をなるべく少なくしたいから

これだけで流れが想像できた人はおめでとう!この先読む必要なし!

子供でもわかるすげー身近な例で説明しよう。

よくあるよね。イケメンかどうか美女かどうかでさ、芸能人の一流どころを持ち出してその他をけなす手法。

あれがまさにそれ。

その手法を使うと、言われた側は「うっ!」となってww

上位1~3割くらいをかなりの確率で落とすことができる。

「〇〇(一流)と比べればさ~~私たち同じようなもんじゃない~?」

そうすると、感覚としては、中位の偏差値でいえば45~55くらいのマスの人間としては、なんだか上位1~3割の人と、対等まではいかなくても、同種の人間になった気分になれるのだ。明らかな差があるのにw

そして言われた側も、「あ、確かに調子にのっちゃいけないんだ」みたいなのが刻みこまれ、態度が委縮する。

結果、何が起こったかというと、最上位を崇めたて(ように見えるが、実際は利用して)、それ以外を同じ扱いという相場を作ることによって、相対的に中位マス層の人間の立場が上がったのである。

これは、会社での人間関係やら、宗教で特定の神を用意する構造と似ている。「神の前では人間は皆平等である(ぶっさいくな超真顔にて)www」

こうして、本来の聖なる感覚と、単にこずるい人間が立場を上げるためのカラクリとしての神の利用はごっちゃになって今日に至るわけだ。

実に罪深いね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?