辿り着く場所

誰もが知っていて忘れているもの

すべての邪や苦難を取り去るほどに強力で

その清々しさ 健やかさ 快適さ
安心感 一体感 他のなにもいらない感じ

ただし それを味わってしまえば
現世のほとんどが 煙っていて 霞んでいて
重苦しくて 不安で 欠乏したものに感じてしまうほど

それは安易に辿り着いてはいけないもので

例えばその片鱗を味わえる方法の一つである
ある種の薬物で人があれほど廃人になったりするのは、

これをよくない形で 不自然に 断片的に
自分の欲や苦しさから逃れる目的で
天の計らいなく それを欲しがることで

他では味わえない一過性の楽さを体感してしまい
それに至る方法が薬物のみになってしまうからだ。

同じように、ある種の宗教の修行やヨガやsexやギャンブル

そういったものも同様の危険性がある
※ギャンブルは様相が異なる

竜宮城から帰ってきたTarou・Urasimaのよう


それを生半可に知ってしまえば、今の社会には適応できなくなるばかりか、
死んでもいい 死んだほうがいい といった発想に必然的になっていく

これに対する社会の在り方は正しいかと問えばそうとも言えず、

結局 根源的な問題に対応できていない。

現世のほとんどが 煙っていて 霞んでいて
重苦しくて 不安で 欠乏したもの

様々な対処法、正義、思想があれど、
これについてのあなたの考えと生き方、
それで苦しんでいる他人に対する救い方を教えてください

と正面から問うたとき、誰もが言葉に詰まり、ばつが悪そうにし、

そして、さらに追及していくと分かることは

こういった問題に過剰反応する人間
正しい考えで正しいことをしていると言い張る人間
スキャンダルが好きな人間
他人が落ちる様が好きな人間

これらの度合いが強いほどに、その人もまた

現世のほとんどが 煙っていて 霞んでいて
重苦しくて 不安で 欠乏したもの

に人並み以上に苦しんでいる人間だということが分かってくる。
そして、その見つからない怨嗟のはけ口として、

一線を外した人間を 嘲笑い袋叩きにする

例えるなら、脱獄に失敗した囚人の同僚を「ほれみたことか」と思う心境とまったく同じだということ。

そこから派生したすべての 思想やルールや言動は
本質・総合的な意味で 他人と社会を幸せにしないのだが、

目先の犯罪やトラブルや治安は収まるので、
つまり「件数」は減るのでマクロな政策としては正解となる

そして、追いやられた分は 地下化したり、個々人の深い怨として残り
命の終焉をもって処理されていく。


まっとうなそれ だったとしても、

人によっては (今の粗雑な)社会に適応できなくなる
表面的なものに興味がなくなる
體の勢いや抵抗力が下がる
アドレナリンや抗争するような状態になれなくなる
食べれなくなる
死に至る などもありえるほど、

いずれ辿り着く場所ではあっても

現世の今の社会では まだ、開放してはいけない
人が知ってはいけない領域でもあるのだ

急速に浄化され、解放度も急激に高まっている現在

全体の底上げと 先行した人々の状態の維持と自衛
そしてその更新 

これらのすべてが必要だということ。

バラバラ散り散りになって

それぞれの物語でそれぞれの欠片をみつけ

持って帰ってる繋ぎ合わせる

その度に次元を上げて

また何度も繰り返す

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