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Azure RMS(Rights Management)とは?

企業における情報管理は非常に重要です。近年モバイルデバイスやクラウド、SaaSの利用によりデータが複数場所に置かれることが多くなりました。社外にデータが共有されることも多いです。様々なところからデータにアクセスできることにより仕事における生産性は上がりますが、同時に企業の情報資産の統制を考えなければいけません。そんな時にどのように情報を守っていけば良いのでしょうか?1つの選択肢がAzure RMSです。

Azure RMSとは?

Azure RMSは情報資産(ファイル等)を暗号化してユーザの操作(閲覧、編集等)を制御できる仕組みです。また、読み取りやコピー、印刷、保存などの操作権限を制御できます。権限管理されている情報資産に対して誰がどのようなアクセスを行ったかのログも取得することができます

何ができるの?

Azure RMSは様々な形式のファイルに対して操作権限の制御と暗号化ができます。これによりメールによりファイルを共有した際にも特定の人のみがファイルの中身を参照できるようにしたり、権限を剥奪して参照できないようにしたりできます。以前はエクセルやパワーポイントなどのOffice製品のファイルのみが保護の対象でしたが現在は様々なファイル形式の保護ができるようになっています

ファイルを開こうとするとどうなるの?

Azure RMSで権限制御されているファイルを開こうとするとAzureでの認証(IDとパスワードの確認)が行われ、許可されたユーザのみファイルの中身にアクセスできる形になります。これは操作している端末(PCなど)がインターネットに繋がっていて、Azureの認証の仕組みと交信できることを前提としています。そのため、もしインターネットに接続せずにファイルを開こうとすると認証ができないため、ファイルを開くこともできないようになっています。

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