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残念な花屋

こんにちは、ローズ青木です。「フラワービジネス2.0」という花業界専門オンラインサロンを運営したり花を通じたサービスを開発したり地元長野限定のローカルモデルをやったりしています。

腕がいいのに・・

先日ある経営者の方から連絡がありました。

87352800-フラワー-ショップ背景に香りで男性の花屋。フローリストのコンセプトです。

経営者:「ローズにお花お願いしたいんだけど、手配ってできるの?」
ローズ:「はい、もちろんできますよ。でも先輩、以前知り合いの花屋さんいるって話してませんでしたっけ?」
経営者:「うん、そうなんだけどさ・・・確かに腕はいいんだよ。センスも良いしその点は満足してるんだけど、経理面がだらしなくてね・・」
ローズ:「えっ?どういうことですか?」
経営者:「半年分まとめて請求来たり、会社名間違えたりチョンボ多くてね、、」
ローズ:「そ、そうなんですか。。。それは残念な感じですね・・」


バックオフィス業務を舐めちゃいかん!

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請求が半年分まとめてくるというのは極端な例かもしれませんが、めちゃくちゃ勿体無いケースですよね。花屋の本質である「商品力」では満足していただいているのにそれ以外の要素で取引が消滅してしまいました。。。

ヒヤッとした花屋さん、いませんか?
このケースは「請求」に関するミスが原因でそれ以外の要素も目につくようになり結果として取引停止という事態を招いてしまいましたが、「バックオフィス業務」で言えば他にもあります。

・労務管理
・勤怠管理
・採用管理
・経費精算 など

その他直接営業に絡むこととして
・提案資料作成
・メールのやり取り
・メールのレスポンス など

細かな要素がいくつもあります。
これらがお客様の「信用」に繋がっていることを意識できている花屋さんはどれだけいらっしゃるでしょうか?

「忙しい」を理由に仕組み化を後回しにしていませんか?


「重要軸で決定する」
ローズが尊敬する経営者の一人、アチーブメント株式会社青木仁志社長はこのようにお話しされています。

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まず縦軸に重要度、横軸に緊急度。この4つのグリッドに分類します。
第1象限は緊急かつ重要なので誰しもが真っ先に手をつける領域。しかしその後、多くの人は緊急性に追われて第3象限、そして第4象限といういわゆるL字型の行動パターンをとります。残念ながらこれは成果の出ない人の行動パターン。。
成果を上げている人は「重要軸」で物事の判断ができるので、第1象限の後に第2象限に着手します。そしてその後第3→第4。というかもはや第4はない、ひょっとしたら第3も存在しない状態かもしれませんね。

話を戻すと、花屋さんも第2象限である「仕組み化」の時間を優先的にとっていかないと、常に緊急性の高い仕事に振り回される結果となります。経営者がこの状態では会社の成長が見込みないのは言うまでもありません。。。

「家族経営だから」
「一人でやってるから」
「パートさん数人と俺だけだから」

これは残念ながら言い訳です。
勇気を持って重要軸で行動を選択できる技術を身につけていただきたい。そしてその結果、緊急性に追われる生活から解放され、日々幸せを感じる生活を手にしていただきたいです!

この点についてはサポートできるので、相談があれば声かけてください。

それでは皆様、バラ色の日々を🌹

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