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そもそも花ってどこで生産されてる?

花屋の店頭に当たり前のようにあるお花。

しかし、このお花。一体でどこで生産されているのか?知っている一般の方は少ないです。


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国産と輸入

そもそもお花って国産なの?輸入なの?というところからですが、国内における全体の約7割が国産、3割が輸入というのが現状です。

日本人の好みは世界一細かいとも言われています。同じ赤でも濃淡の好みがあったり複色が好みだったり、くすんだ色合いが良かったり・・それに対応できる農家さんは日本の花農家さんしかいません!

しかしながら、花農家さんの後継者問題は深刻です。。花農家全体に占める60才以上の方々の割合は60%を超えています。


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花の生産が盛んな県

1位は愛知県です。生産量全体の16%を占めています。続いて千葉県・福岡県・埼玉県・静岡県。と続きます。

私が在住している長野県もベスト10には入っていますが、上位5県は長野より都会な県ばかり!なので、初めて知った時は超意外でした!エリア的には比較的暖かいエリアでの生産が盛んですね。


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どんな花が生産されてるの?

花といってもその種類は豊富です。具体的に国内で生産されている主なお花を見てみましょう。

最も生産させているお花は「キク」です。キク=葬儀の印象が強いですが、近年では和装との相性も良いことからウエディングにも使われたり、キク=葬儀だからお祝いの席には不向き。という価値観も変化しつつあります。(まだまだ世代を選びますが汗)

こうして見てみると、通年お花屋さんの店頭で楽しめるお花が上位を占めています。「その時期しか」楽しめないお花はどうしても生産量そのものは少ないですが、だからこそ価値があり、その時期に花屋さんへ行く理由もできますね!


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話のネタ

今ここに書いた内容。この情報そのものがお客様への提供価値になりませんか?

セールスA:「花屋さんで楽しめるお花って国産と輸入どっちが多いかご存知ですか?」

お客様B:「えっ?そ、そうですね〜国産じゃないかしら?」

セールスA:「そうです、よくご存知ですね。実は全体の約7割が国産で3割が輸入なんですよ。ではそのうち、最もお花の生産が盛んな県は何県かご存知ですか?」

お客様:「えっ?長崎!?かしら・・」(ハウステンボスがあるから)

セールスA:「実は、愛知県なんです!」

お客様:「えっ!そうなの!?私、愛知出身なんだけど知らなかったわ!それにしても、あなたよくそんな情報知ってるわね〜」

セールスA:「ありがとうございます。花を贈ることが好きなので、それくらいの情報は当たり前ですよ」(遠くを見ながら)

お客様:「(目が)キラキラ」

セールスA:「ところで先日ご提案させていただいた○○の話ですが・・・」


「花」そのものでお客様との関係を深めることはもちろん、それを取り巻く環境や業界の話など、それらすべてを「花」と捉えてお客様にプレゼントしていくことで関係性向上に貢献します。

花は季節を感じることができます。「花」への関心を高めることで洋服だけでなく、在り方の中に季節を根付かせていけたら素敵ですね。

それではまた!