変わることが当たり前という前提をもつ

過去誰も経験したことのない、コロナさん対応。
世界中が振り回されっぱなしで、ストレスがいよいよ溜まってきて、あれやこれやと他人を批判するコメントやツイートが絶えません。(こういう時にこそその人の本性が見える気がしてなりません)

でも、経験したことないんだからやってみなきゃわかんないんだし、やってみたらやっぱ違う!ってことなんてザラにあると思うんです。
朝令暮改じゃないけど、朝言ったことが夕方には180度変わることだってありうるし、VUCAな時代というのはそういうもんなんだと思うから、その変化とどうやって共生していけるか?を考えた方が現実的だったりもすると思う。だから、コロコロ変わることに対して批判することはコスパ悪いなと。

で、これはコロナさん対応だけに限った話ではなく、普段のお仕事がまさにその状態。コロナさんでその変化のスピードは劇的にUPしたと思うけど、今までだって変化は必要だったわけです。でも、なんとかなってたからそこに安住していたのが「ヤベッ、バレた汗」状態になっちゃったわけで、仕事ができないという評価を受ける人が今後ますます炙り出されてくると思います。(炙り出されないように必死に喰らいつくぞw)


花の業界における変化

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当然、花の業界においても変化を強いられているわけです。ITツールを使いこなせるようになるのはもはや当たり前で、むしろそこからスタート。で、どうやって使うか?使った先にどうしたいのか?この辺りは当然設計されていなければただただ、時代だから使ってみた。で、効果も出ず終わってしまう。そうならないためにも、どんな時代であろうと変えちゃいけない「理念」となるもの、土台になる物を改めて見つめ直す必要があると思っています。

「私のお店はこういう理念で、こういう価値を提供していきたいと思うから、こういう人に来てもらいたい。だからその人に情報提供するためにこういうITツールを使っています」

こんな感じ。ITツールを活用することは目的ではなく手段。ここを履き違えてはいけない。使うことができるようになってくると楽しくなることはあるけど、それで当然満足しちゃいけないし、使えるようになったからと言って売り上げが上がるわけでもないというのは理解しておかないと痛い目にあう。


特需なのかどうか?

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今年の母の日が終わり、先日zoomで10数名の花屋さんや花農家さんと「母の日反省会飲み」をやった。で参加した人全員、そしてそれまで情報交換を交わした花屋さん、僕が知っている限りの花屋さんはみんな「昨対比プラス」ということだった。単純にすごいな!って思ったのと同時に、その理由を知りたくなった。みんなまだ直後ということもあって分析できていなかったけど、ある花屋さんは特需だと話していた。

だとするならば来年はまた元どおりになるわけだし、選択肢が増えている昨今、ひょっとしたら2019年と比較してもマイナスになってしまう可能性はある。

でも、今年の流れとして一つ大きな変化の兆しになったのが「母の月

もし来年以降、この母の月がもっと定着していくようになったのならば、流通も含め業界内に大きな変化をもたらすと思います。

と同時に、母の日だけではなくイベントに頼らないでいかに経営を安定させることができるか?この方向にもっと舵を切る花屋さんが増えるのではないかなと。


中核商品

先日マーケティングの勉強会に参加した時に、改めて中核商品について勉強した。

中核商品=高単価もしくは継続型

特に中小零細企業であれば基本的には体力がさほどないわけです。個人事業主は言わずもがなです。

だから低単価低粗利の商品サービスを数多く売る!という戦法に出ててしまうと、売れたとしても回すので精一杯になってしまう。リソースが限られているわけだから、それを高単価もしくは継続型商品サービスに集約させることで限りある体力を効果的に使う。

僕を含め、花の業界はほぼ中小零細です。家族経営・個人経営も数多く存在しています。できることが限られているからこそ、その限られた時間と資源をどうやって使うか?というのは冷静に考えなきゃって、改めて勉強させていただきました。


ここで宣言。

助けて〜って素直に入れる人間になりますw

できないものはできない。
でもそれをやることで生かされる人がいるなら、喜んでその人に仕事をお願いしたい。だから僕がいっぱいいっぱいになる前に、自分にはそれはできないもしくは苦手な分野だなと思ったら、それを得意としている人にどんどん助けてもらおうと思っています。そのためのオンラインサロンでもありますし、花屋さんにも是非そんな考え方を取り入れてもらえたら嬉しいなと思います。

それではみなさま、バラ色の日々を🌹

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