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職業名

フラワーディレクターとして提携花屋さんと共に活動している青木です。

・「花屋2.0」という花屋専門支援サービス

・セールスパーソン向けマガジン「できるセールスには花がある

・「祝花コレクトサービス

・「アート盆栽

など、【フラワービジネスを新しくデザインする】をテーマに花屋という立場ではないからこそできる業界の盛り上げ方を様々企画立案し展開中です。


フラワーアーティスト及びフラワーデザイナー

(写真は有名なニコライ・バーグマン)

今回は「フラワーアーティスト」及び「フラワーデザイナー」について書きたいと思います。

私は日頃から花屋という店舗ではなく一人のフラワーアーティスト・フラワーデザイナーの支援をしたいと考え活動しています。


花屋さんと何が違うの?

一言で言うと「花屋という店舗」ではなく「フラワーアーティスト・フラワーデザイナーという人」にフォーカスしていることです。

お花屋さんのお仕事は商圏が小さいローカルビジネスでありヒューマンビジネスです。最終的には「人」からお花を購入しているお客様が圧倒的に多いです。だから、「人」にフォーカスし、その「人」を支援していく立場に立脚しました。

じゃ、その「人」にフォーカスしてみた時に、実はその呼び名が乱立していたことに気づいたんです。

・フローリスト

・フラワーコーディネーター

・フラワースタイリスト

・フラワーコーディネーター

・フラワーデザイナー

・フラワーライフスタイリスト

「・・・。」


「なんじゃこれ汗)わけわからん」

「でもみんなやってることってさほど変わらないじゃん汗」

これを車屋さんに当てはめてみるとこんな感じ。

・カーライフコーディネーター

・カーライフデザイナー

・カーライフスタイリスト

・カーライフアドバイザー etc...


定義の目的

話を戻すと、花屋さんをなぜ私が「フラワーアーティスト・フラワーデザイナー」の2つに定義したのか?

それは、もはや花屋さんがやっている仕事はアーティストやデザイナーだと思ったからです。

(あまりにもひねりがなくストレートでごめんなさい・・)


10人の花屋さんに注文したとして

例えば、1万円の花束を10人のお花屋さんに依頼したとします。恐らく10通りの個性ある花束が出来上がるでしょう。また、季節やその年によってもお花の状態が全く同じということはありませんので、その時のお花の状態を見極めて商品を作ります。それ故、全く同じ商品をもう一度作るということも不可能に近いです。​

お花屋さんはその世界で生きています。これはもはや「アーティスト」であり「デザイナー」です。常にお花と会話をして、その時最善と思える「作品」を世に送り出す。

技術職でありアーティストでありデザイナー。こういった特長や気質を持った方々だと私は感じています。だから言葉を定義しました。 


言葉の定義による効果

この言葉を定義すると面白い現象が起きてきました。

「俺、アーティストとしては別に活動してないんだけど・・」

「アーティストって言われると、なんかアガルっ⤴︎」

「OK!実際アーティストだと思って活動してるんで」

「アートとデザインの違いって探求すると面白い!」

こんな声が聞こえてきました。

ただどうでしょう?「アーティストだと思って活動している」という方は良い意味の思い込みがあります。これが大切だなと感じました。周りがどうこうではなく自分がそう思っているか?

で、特に今までアーティストを称していなかった方に「もしフラワーアーティストだったとするならば?フラワーデザイナーだったとするならば?」という問いかけをするようにしています。先日読んだ「すごい会議」の本にも書いてあったのですが、【言葉のフォーマットを変える】ことで起きる変化。これを実験しています。


ひょっとしたら日頃の立ち振る舞いが変わるのでは?

ひょっとしたら日頃の服装にも変化が生まれるのでは?

ひょっとしたらお花を挿している姿すらもパフォーマンスと思えるようになるのでは?

アーティストの中にこれらの変化が起きることを期待しています。


職業観を高める

それによって自己肯定感が高まり、結果として周囲の方々に「フラワーアーティストってかっこいい」そう思ってもらえる職業になっていくことを目指しています!それが結果として業界発展にも繋がるはずです。

そうなれば「ジャパニーズフラワーアーティスト」を海外へ派遣することだってできるでしょう。花の文化がまだまだ定着していない地域へ派遣し、その活動にスポンサーがつくことだってあるかもしれません。

その時に私はそのアーティスト・デザイナーに寄り添い、支援する黒子でありたいと思っています。

長くなりましたが、自分のポジションはまだまだ認知もありません。業界内の認知すらまだまだ薄い状態です。だからチャンスに満ちています!!活動を続けている中で得られる反応から確信を得ていますので、今後益々この活動を発展させていきます!