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クックパッドがもたらした価値

こんにちは、ローズ青木です。「フラワービジネス2.0」という花業界専門オンラインサロンを運営したり花を通じたサービスを開発したり地元長野限定のローカルモデルをやったりしています。


さて、言わずもがなの国内No.1レシピサイト「クックパッド」

クックパッドがもたらした価値は?一言で言うなら「レシピの民主化」だとホリエモンさんが話をされていた。


レシピの民主化による効果

例えば、「北欧料理」と聞いてすぐ料理が作れる一般の方は以前ならかなり少なかったんじゃないでしょうか?まず思い浮かばない・・
でも今はクックパッドで検索すれば該当する料理がズラッと出てきて、そのレシピも公開されているので簡単に作ることができる。これが「レシピの民主化」なのだ。

それによって料理のレパートリーが増え相手にも喜んでもらえたり、料理そのものが楽しくなったり、いろんな調味料が売れたり様々なプラスの効果を生み出しているんだと思う。

反面、その民主化によって「料理技術の価値が感じにくくなっている」という側面もあるようです。
今外食してたら「本当にまずい店」に出会うことってなかなかないんじゃないでしょうか?大概美味しいし、味だけの比較がなかなかしにくくなっているとも言われています。だからそれ以外の要素、例えば接客サービス・店内装飾・空間デザインなど様々な要素でお客様を魅了していく必要があると。


花屋はどうか?

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これは花屋にも当てはまると個人的には思っています。花屋=フローリストは職人気質の人が非常に多い職種です。(料理人と似ている)
だから、その腕を磨くことが本質だと思っているし自分もそう思っています。しかし、SNSの普及によって日々Facebookやインスタを中心として、みなさんその技術を拡散しています。店舗の雰囲気やその店の作品、フローリストのパーソナリティーなどを発信するのに一役買っているのは間違いないし、それによって集客にも繋がってるいる店舗も沢山あります。

しかし裏腹に「技術の価値が高まりにくくなっている」という効果も生み出しているのです。
でも、この波は止められないでしょう。情報は隠したところで隠しきれないし、むしろどんどん公開していった方が信用を得やすい時代でしょう。

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だから、言いたいことは今までのように技術を高めてそれを反映した商品づくりだけしていても、その価値はお客様に伝わりにくい環境があるということです。それを念頭に置いておかなければ時代を読み間違えてしまう。

以前5G時代を迎えるにあたってTOYOTAの事例を参考に記事を書きました。

花屋という今までのビジネスモデルをベースに、時代に合わせた変化をしていかないと業界そのものが吹っ飛んでしまう危機感を持っています。

スモールプレイヤーが多いこの業界。もっと垣根を越えてONETEAMの精神でこの時代を乗り越えていきたいです!


それでは皆様、バラ色の日々を🌹

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