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運命の赤い糸

赤い糸って、信じますか。


わたしは、きっとあるんだと思う。

それは、恋や愛に限らず

家族や物事との間にも。


なぜかトントン拍子に進むことってある。


先日、友人から結婚と懐妊の報告を受けた。

お相手はバツイチ。

前妻さんとの間にはお子さんが出来なかったのだけど

その友人とは、出会って半年ちょっとの電撃結婚。

その直後に妊娠発覚。

というおめでたトントン拍子。


同じ日に、こんな話も聞いた。


結婚して何年間も不妊治療するも成果が出ず。

そんな中、夫が自分の知人と浮気をして

そちら側に子供が出来てしまって、離婚。


なんだか、赤い糸ってあるんだなって

ふと、でも強く、そう思った。


きっと、懐妊報告をくれた友人は

運命の赤い糸を手にすることが出来たのだ。

そして、もう一人の友人は

赤い糸だって思って掴んだ糸だったけど

残念ながら、

それは自分とは繋がっていなかったんじゃないかな。


「子供」

このワードになんだか関わりが多かったこの数日。


そういう事が続くと

やっぱり欲しいなって思う気持ちと

よくわからないなって思う気持ちが

交互にやってきては

私の心を騒つかせる。


今でもたまに

「なぜ子供つくらないの?」

と訊かれることがある。


この質問。

本当に嫌だ。

だって、辛い。


こう訊かれたくなくて

「子供はいらない、作らない」って

周りの人たちには言っている。

傷つきたくない、

小心者の私にとっての精一杯の自己防衛。


防衛線を張りすぎて

もう素直に、子供いたらいいよねって

言えなくなっちゃったな。


だって、そう言ったら

じゃあ、こうしなよとか

年齢もあるし急がなきゃとか

嫌でも真正面から向き合わなくちゃいけなくなるから。


期待した分、月一でやってくる「結果」に

いつだって悲しさを感じることになるから。

もう、それが怖い。


過去には、欲しいって思って頑張ってみた時期もある。

今でも、本心でいらないと思ってるのか

自分でもよくわからなくなる時もある。


持ちたくても持てないもの、

世の中にたくさんある。


そう思うと、

やっぱり私は「子を持つ」という事とは

「赤い糸」で繋がってないのかな。



私がいま手にしてる糸たち

夫との糸や仕事との糸は、

本当に運命に繋がっているのかな。

どこまで手繰り寄せれば

正解か不正解か

知ることができるのかな。















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