Journer

途上国でモノづくりを行う会社で働いています。 今からつくるものは、誰かが諦めることを…

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途上国でモノづくりを行う会社で働いています。 今からつくるものは、誰かが諦めることを終わらせるもの。 人の心を動かし、今日に挑む一歩となるもの。 新しい世界への一歩をつくる。 「歩く」をテーマに、感じたことを書いていきます。

最近の記事

「子供の目になる~小石川植物園~」2020/09/21

今日は敬老の日でお休み。 奥の細道を読んでいると、無性に外に出かけたくなった。 そこかしこから聞こえた蝉しぐれは収まり、風も冷たくなった。 生き物が躍動して緑が青々とした暑い夏から、涼しく落ち着いた秋に変わる。生き物の声が突然少なくなったので、ちょっとさみしくなる。 秋になって自然はどうなっているか見たくなり、小石川動物園まで歩いた。 券売機でチケットを買い、係員のおかあさんにチケットを見せる。 パンフレットをもらうのと同時に、おかあさんから 「彼岸花がきれいですよ」

    • 「御岳山と日の出山」2020/08/10

      都心は35度近い気温。 セミの声が風流だと感じながらも耐え切れない暑さだった。 ここから早く脱出しなければということで、奥多摩の方、御嶽に行った。 電車に乗って1時間30分ほど。見える景色に緑が増え、万緑がいよいよ生命力を見せている。駅に停車するたびに開かれる電車のドア、気怠い熱気が入り込む都会とは打って変わる。奥多摩に近づくにつれ、涼しい、気持ちよい新鮮な風が電車のなかを通り過ぎる。そう、自然の中に入ってきた。 御嶽駅に着くと人の多さに驚く。 みんな夏の暑さを避けるため

      • Journer

        大学時代、途上国に行き、ゼロからモノづくりを行いました。 現地の大学に行き、スタッフを集める。 そして素材の調達。しかし扱える量が桁外れで断念。 メーカーを探すも何件も断られ、その間タクシー強盗にあったり、 7件目のメーカーでようやくモノづくりができました。 予定していた数をつくることができ、モノと一緒に自分も帰国する前の日。 大学生のスタッフから「Don't forget me」といわれました。 それまでは、こんなことをしたいねと話し合っていた彼からのひとこと。 未来へ

      「子供の目になる~小石川植物園~」2020/09/21