見出し画像

四コマうら話8

画像1

今回の四コマは、タイムリーなブーム話に乗っかったものと日頃からSNS(特にFacebook)で感じる違和感を扱ったものの2つ。

一つ目の3D猫の話題は、いみじくもネットやICT技術の恩恵と弊害をテーマに「ねっぱとくん」を描いているときにようやっと日本でもやってきた喜びと記念の思いを込めて、つい描いてしまった1話。

8年くらい前から講演等でアメリカの学校で、このようなリアル映像の鯨が体育館内に飛び出る動画を披露していた。その際に「日本でもきっと間もなく見られるようになるよ」と言ってきて8年が経過していた・・・子どもたちの情報モラル教室で言っていたので、嘘つきおじさんがようやく解消された安堵感でたわいも無い四コマとなっている。一度この目で猫と対面したい、猫パンチをくらいたいという思いの表出。

二つ目のは、まさしく情報モラル・リテラシーの話。大した投稿をしていないが、ひととおりのSNSアカウントを持ち、発信を続けている。Twitterは匿名だし、その性質上誰が見ようが、フォローしようが勝手にどうぞなのだが、Facebookはそうはいかない。実名でやっているし、誰と繋がっているかがはっきりしている。そんな中で、私にも時折知らない人からいきなり友達申請が来ることがある。そういうときには、必ず「申請ありがとうございます。どなた様です?まず紹介いただけると幸いです」とメッセージを入れることにしている。本当は、「知らないんだけど、あんた誰?まずは、名乗ろうよ」と入れたいところ。

リアルな世界で考えてみてみよう。知らない人が挨拶抜きでいきなり面と向かって「友達になろう!」そんなシチュエーションは絶対違和感ありありでしょう。でもネット世界、Facebookではかなりの割合であり得ちゃうのだ。それがSNSのよさでしょう、と考えているのかもしれない。メッセージを返すと7割方はその後申請を削除して消えてしまう・・・「面倒くせ〜ヤツ」と暗黙のメッセージを漂わせて。それ、こっちが間違っているのか〜といや〜な気分になるのは私だけか・・?

こうしたことをどう思う、ネット世界もリアル世界も同じなのだという問題提起の四コマ。親子で、学校で議論してみてほしいテーマの一つ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?