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Reborn

ことが終わるまで余計な口は開かないでおこうかな、とも思っていたのだけど、
もう、いよいよ限界でした。

シロップ16gという大好きなバンドのRebornという曲が今脳内で流れている。

明日です。
生誕祭。

イベントを沢山やってきたつもりではあったけど、蓋を開けると、こんな規模感のイベントなんて全くもってはじめてだった。

作ってきたイベントだって1人で作るイベントじゃなかったし。

1人。
勿論、今回1人じゃないなぁと感じれる瞬間は沢山あったし、感謝しても仕切れないほどに助けていただいた方々がいるのだけど。

あえて、1人と書いた。

もっと本質的な意味で人間は1人なんだなと、すごく感じたからだ。

でも今、書きながら思った、
結局いつもと同じじゃん。

1人で孤独に曲を書いて、
本番でその1人の時間を認めて貰えるような、共感してもらえたような気がするから、ライブが最高なんよな。

田舎の貧乏一人暮らし、
家に帰って彼女がいるわけでもない、
ミュージシャン仲間も地元にはいないし、
アーティストイメージみたいなのもあるだろうからって、言いたい事結構押し殺してきた結果、
何が言いたいのかよくわかんヤツになった。

ジョウカダイゴでいる時間が長くなりすぎて、
弱音も愚痴も吐けなくなった。

吐いてるじゃん、って思った人はちょっと想像してみて欲しい。

今日の俺は頑張った、とか、
あの人のあーゆーところ好きじゃないとか、
なんだったらシンプルに疲れたー!とか
頭使わなくていいような言葉も、
SNSとかでわざわざ呟かないといけないくらいには日常的に人に話すことはないのだ。
そんな暇があったら歌にでもしろ、なんて思ってて結構病んだ7〜8年。


バンドメンバーや恋人、家族、職場があれば当たり前のような事かもしれないけど、
そういう時間がずいぶん少なかった気がする。

だから不幸です、とかそういう話じゃなくて。

ただ自分は何を大切に生きてるんだろう?
という事にとても向き合えた時間でもあって。

「幸せが欲しい」が最優先に来るはずの人生が何を間違ったか
音楽という沼に入り込んでしまってずっと見えなかった。

でも長く続けて来て幸せが見え隠れする。
それでもでもやっぱりしんどくて、
なんの違和感なのかなぁと思っていたのだけれど、幸せへの道は一本線なのではなくこれまた円状になってるのではないかと思うわけです。

どちらかというと円の中心に幸せがあって。

そこに辿り着くまでがむしゃらに音楽ってルートを選んできたんだけど。
もう9年もやってていい加減に気付けた。
これは避けようとしても避けれないところまではきてしまってる。
というか自分の中にしっかり音楽がある。
だから、少しくらい別の事に夢中になる時間が増えても何も問題ないのではないか?
と思った。 

どうせやめれないし。

富士山だったり東京タワーだったりハルカスなんかを幸せのシンボルだとすると、
それらが目視できる場所には辿りついたのかもしれない。
幸せは歩いてもこないし、逃げもしない。

自分は音楽をやっていて、
その上で
音楽が好きです。
でもいい音楽やってる人間はもっと好きです。
人間が好きです、結局、俺は。

そうやって好きな人達の人生が半日でも交差する瞬間にとても興奮します。

だから、明日来てくれる人は楽しむ心だけ持って来てください。
来れない人も応援してくれた分、またいつか返しに行くからよろしくです。

まだやる事はあるけど、
ひとまず、お疲れ様です、自分。

人になんと言われようが、
自分労えるヤツは強いと思う。


あ、でね、
タイトルが追伸みたくなりそうだけど、
最近存在を知った精神科の先生がとてもいい言葉を残してるんだけど、

本当の意味で「治す」っていうのは
リペア(修繕)ではなく
リボーン(生まれ変わること)だ。
って。


明日俺は生まれ変わります。
みんなはどう?

明日はすいませんよりありがとうございますってめっちゃ言おうと思う。笑

とにかく見に来てやって欲しいです。



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