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青天の霹靂~母。心臓弁膜症~

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突然告げられた母の「心臓弁膜症」の治療から回復迄を、娘の視点から赤裸々に綴ります。
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#紹介状

紹介状先病院にて

紹介状先病院にて

~令和3年2月17日~

 かかりつけ医の紹介状と共に、事前予約済みだったけれど、移転後初、この病院に来た。

 ・AIDS妊婦受け入れ出産病院(1987年当時。後の高知市長となる松尾 徹人氏の加熱するメディア取材対応はハッと我が身を振り返させる一言が的確で個人特定を控えさせる内容で痛快だった)
 ・日本初の脳死臓器提供移植判定病院

 日本の医学史的には、わりと重要な病院だった。

 移転前は、

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青天の霹靂 ~母。心臓弁膜症~

青天の霹靂 ~母。心臓弁膜症~

 青天の霹靂 心臓弁膜症専門医でなくても診て欲しいと思う母の気持ち 紹介状先病院にて 呪詛の言葉が母の心を蝕んでゆく
  青天の霹靂

 後期高齢者医療制度に健康保険が変わった母には、それ以前は毎年届いていた健康診断の案内状が届かなくなって久しかったが、新型コロナ禍の令和2年4月に、後期高齢者向けの健康診断受診票が届き、年明け過ぎる迄、あんまり放置していたので、市役所から【受診お忘れになっていませ

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心臓弁膜症専門医でなくても診て欲しいと思う母の気持ち

心臓弁膜症専門医でなくても診て欲しいと思う母の気持ち

心臓弁膜症専門医でなくても診て欲しいと思う母の気持ちは、患者が誰しも懐く不安感に由来すると思う。

 普通に生活をしていたら、循環器専門医師に出会う事は十中八九無い。

 だが、娘である私の心臓手術の説明に同席し、医療基礎知識皆無な老齢の母にも理解できる、とても平易な説明をしてくださった循環器内科医K医師が、術前説明も母にも理解出来るものだった事に加え、通常半年待ちの手術日が、日曜市の出店の関係で

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