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年の瀬はあっけなく

2020年、もう終わりですね。

いつも本当に日が変わる直前に気持ちが昂ってくるので、毎年1年の終わりのこの言葉が届くのは、年が変わってからなんだと思う。

ただ、みんな感じてることかもしれないけど、
今年は特に年末感を感じない。

クリスマスがなかったから?
忘年会がなかったから?

今年は、なんだか節目を実感するイベントが少なかったから、どうしてもその気持ちが湧いてこない。

そのせいか、思い出すと胸がチクチクするような出来事もたくさんあったけど、それを「行動に移してくぜ!!!」みたいなムードにもなれず、なんだか不完全燃焼な感じがする。ずっと曇り空のような。

いつも年の瀬には色々書き残したくなるんだけど、今年はあえて一番書きたいことだけを残したい。どうしても触れておきたい。

今年は「信頼」という探求テーマがあった。

人との関係って何だろう。信頼って何だろう。
何があったら紡がれ、何があったら壊れるんだろう。

そのことをよーくよーく考えながら過ごしてきた。

こうして考える時は、人の考えに惑わされないように自分の世界にこもりがちな習性がある。

ぼんやりとそのテーマを浮かべながら、1年が過ぎた。そして数日前、ふとそのテーマを思い出した。そして、信頼ってこうかなって思える答えが見つかった気がした。

それは、「〇〇」と言いたいところだけど、実は言葉になってない。

言葉にはなってないけど、体験の中でそれを実感することができた。

その時に「これが信頼か」って思えた。

人に頼る、打ち明ける、気持ちを抑えずに。

それができた時、相手が受け止めてくれて、その上で話ができた。今までできてなかった世界が広がってきた。

この世界は、受験勉強のA = Bで成立するような世の中ではないんだな。

開示してみて、初めて分かることもあるんだな。 

そんなことをパラパラと思った1年でした。

今年は会いたくて会えなかった人がたくさんいます。

来年は会いましょう。

直接はまだ会えなくても、たくさん笑会える1年にしましょう。


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