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【和訳・曲紹介】Sinsinati/ Cuando éramos dos

どーも、ほたぺです

今日は僕が今1番ハマっているバンドを紹介します。

その名も”Sinsinati” 
⚠︎アメリカに”Cincinnati”という都市がありますが全く関係ないです。

正直な所、スペイン語の曲を世界的に牽引しているのはスペインよりも中南米のいわゆるラテンポップの方なんですね。スペイン人アーティストで日本まで浸透している人達は非常に少ないです。

僕も以前までは、ラテンポップの方がいい曲多いな〜、ちょっとアゲアゲなディスコにピッタリな曲多いけど...って思ってました。

でもそんなことないですほんとに。彼らSinsinatiのこの曲を聴いた時に、スペイン人アーティストもすご!と思いました。そして後でまた紹介しますが、ボーカルのAlvaro de Luna、彼の声はMoratのIsazaと肩を並べる、もしくはそれ以上のしがれた渋くていい声です。

では紹介していきます。

〜Sinsinatiについて〜

(左から)

・Pedro Montero(トラックの運転手してそうなちょいワル感)

・Carlos Matamoros(語学学校の先生にすごく似てる)

・Alvaro de Luna(大好き)

・Manuel Porterounos(顔だけでいうと1番好き。優しそう)

彼らが知り合ったのはサラマンカで行われた
”Concurso de Bandas de Salamanca”に出場した時です。

彼らはインタビューで
「僕たちは全くお互いのことを知らなかったけど、一つだけ共通している確かなことがあったんだ。それは音楽への情熱さ」 と答えています

さすが情熱の国スペイン。熱い、アツすぎる。

そしてその後彼らは決勝に進むなどして表彰され、本格的にグループを結成して活動していきました。

そして少し気になるのがバンド名の由来。この由来はちょっと独特で面白いです。

コンテストの際に、何かグループ名をつけて出場しなければいけませんでした。その時に、ボーカルのAlvaroが提案したのが連絡帳に入っている名前からランダムに選んで決めるというものでした。。。え?どゆこと?

なんとAlvaroは出会った人の名前をそのまま連絡帳に登録するのではなく、それぞれの印象を強くして忘れない為にニックネームにして登録するという変人でした。

んー、それだと余計わからなくなりそうな。。Alvaroの変人さが垣間見えた瞬間ですね。

そしてそこから選ばれたのが"Sinsinati"だったというわけです。
ね?面白いでしょ?

さて、紹介しておいてあれですが、実はもう今現在Sinsinatiはこのメンバーでは構成されていません。Alvaro de Lunaは個人で活動を2020年からスタートしています。ただ、その後もSinsinati&Alvaro de Lunaとしてコラボはしているようですね。彼らにとっての新しい挑戦が始まっています。

〜曲紹介〜

このシングル "Cuando éramos dos"は彼らが多くの注目を集めるようになるきっかけになった曲です。

一つ目の動画が〜通常ver〜。
二つ目がみんな大好き〜アコースティックver〜。

もし普通のバージョンを聞いて気に入ったは是非、アコースティックの方も聞いてみてください。もう鳥肌立ちますよ。

ちなみに鳥肌が立つってスペイン語にもある表現です。
「Se me pone la piel de gallina」「Se me pone la carne de gallina」
どちらでもOKです。
(ちょいちょいこうやってスペイン語のクラス始めます。笑)

曲のタイトル「Cuando éramos dos」は「2人だった時」という意味です。少しだけ変えて僕は「一緒だった時」と訳しました。

"Esta es toda una declaración de amor y nos muestran que ‘Cuando éramos dos’ había menos miedo y todo era mejor. Es perfecta para dedicarla a esa persona por la que perderías el norte."
これは心の底からの愛情の告白であり、私たちに2人一緒だった時は恐れなんてなくて、全てが幸せだった。これは夢中になってしまう相手に向けての告白にはぴったりな曲です。
引用:HappyFM

こうインタビューで答えていますね。

ちょっと歌詞の節々からは、順調とは思えないネガティブな表現が多かったりするんですよね。もしかしたら今はもう別れていてもう一緒になることはないんだけど、時々会っちゃってるみたいな? 元カノ・カレと会う的な

サビの”La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos”は
「2人一緒だった時は恐れずに会える方法」と訳せます。和訳中はもう少し意訳して書いていますが。
ここからもわかる通り、やはり今はお互い別れていて誰か別の相手がいるのかもしれません。ただお互い一緒だった日々が忘れられないから。。。
この考察はなかなか合ってそう👀

さて、それでは今日も参りましょう。


あなたにとって忘れない人を思い出しながら聞いてください

Sinsinatiで”Cuando éramos dos”


〜和訳〜

Ahora quieres vengar la muerte de tu escote
もう胸元を露出することが流行っていないのが嫌なんだろう
Ese me llamarás, no saldrás de tu coche
それを僕に伝えたって、君は車からは出ないんだろう
Durmiendo en el portal, fumando pasas las noches
君は玄関で寝て、タバコを吸って毎晩過ごしてる
Tonteas con facilidad, para salir a flote
なんとか変わるために軽く君はおどけてみてさ
Septiembre no está tan mal, si recuerdas su roce
あの喧嘩を思い出してみてよ、9月はそんなに悪くはなかったよね
La luna no sale a bailar, con un sol que sea pobre
月は貧しい太陽なんかとは踊りには出かけないから
Tengamos un descuido que sea divertido
何か楽しい過ちを犯そうよ
Mañana me paso a las 12
明日は12時に出るよ
Quiero recorrer tu piel hasta perder el norte
何もかも忘れるまで君を感じたい
Dame los besos que cubran la ausencia de mi colchón
僕の寂しさを埋めてくれるキスをしてくれ
Se han olvidado, se han oxidado, las tardes de nuestra pasión
僕たちの情熱で満ちた午後は忘れられて、錆びていくんだ
No me digas que vuelves de nuevo, que ya vas en Ron
また戻ってくるなんて言わないでよ、だってもう酔ってるんだから
La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos
一緒だった時は僕たち怖がらずに会えたのにね
Ahora quieres salvar tu espíritu noble
今君はその高いプライドを守りたいんだろ
Maquillas tu fragilidad para que no se note
誰にも気づかれないようにその弱さを隠してる
Tengamos un descuido que sea divertido
何か楽しい過ちを犯そうよ
Mañana me paso a las 12
明日は12時に出るよ
Quiero recorrer tu piel hasta perder el norte
何もかも忘れるまで君を感じたい
Dame los besos que cubran la ausencia de mi colchón
僕の寂しさを埋めてくれるキスをしてくれ
Se han olvidado, se han oxidado, las tardes de nuestra pasión
僕たちの情熱で満ちた午後は忘れられて、錆びていくんだ
No me digas que vuelves de nuevo, que ya vas en Ron
また戻ってくるなんて言わないでよ、だってもう酔ってるんだから
La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos
一緒だった時は僕たち怖がらずに会えたのにね
La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos
La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos
Y si escuchas mi voz, de lejos al despertar
君が僕の声を聞いたら、遠くから起こして
Entiende que el tiempo te cura y te olvida
時間が君を癒して忘れさせてくれる事を分かってよ
Te coge y te suelta, das todo en la vida ,pero en realidad
君を掴んでは放すけど、君は一生懸命に生きてる。でも実際は、、
Dame los besos que cubran la ausencia de mi colchón
僕の寂しさを埋めてくれるキスをしてくれ
Se han olvidado, se han oxidado, las tardes de nuestra pasión
僕たちの情熱で満ちた日々は忘れられて、錆びていくんだ
No me digas que vuelves de nuevo que ya vas en ron
また戻ってくるなんて言わないでよ、だって君はもう
La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos
一緒だった時は僕たち怖がらずに会えたのにね
La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos
La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos
La manera de vernos sin miedo cuando éramos dos
歌詞引用元:letras
著作権:Writer(s): Sinsinati(Alvaro De Luna Rodriguez, Carlos Matamoros )

〜ほたぺのおまけ〜

いかがでしたか??

え?曲よりもMVの女性が綺麗でそっちに集中してた?

んー それはしょうがないから許します。。
この人はRaquelという女性youtuberらしいです。(youtubeのコメント欄に書いてあったので本当かどうかは知りません。裏とってないです。)

Raquelもいいですが、それよりも曲の方はどうでしたか??僕のベスト3に入る曲なのでいつもより気合い入ってるので皆さんも気に入っていただけると僕喜びます。

所々訳が難しかったのでスペインの友人に聞いたりしたのでそこだけ解説して終わろうかなと思います。スペイン語勉強中の方は是非、参考にしてください!

①Vas en Ron = emborrachar「酔っ払う」
僕、この表現知らなかったです。ronは「ラム酒」という意味があるけどこれ大文字になっているから固有名詞なのかな〜とか考えてて意味わかんなかったんですよ。そしたらまさかの酔っ払う。語学おもしろ!!

②perder el norte「目的を忘れる」
直訳は「北を失う」。。でましたよ、AIじゃまだ到底人間に敵わない特定の意味を持っている表現。案の定、Google翻訳は「北を失う」と。笑
人間を舐めるなよ!!(いつも英語の時お世話になっております)

③Dame los besos que cubran la ausencia de mi colchón
今回僕が1番好きなパートです。直訳は「僕の布団の不在を覆ってくれるキスを頂戴」。。はい、意味わかんないです。でもなんとなく言いたい事はわかるからそこを意訳してみると「僕の寂しさを埋めてくれるようなキス」という風にしてみました。しっくりきますね。

今回はこの辺で!何か感想などあればお願いします。
待ってますから、雨の日も風の日も。

ではまた

Chao.



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