『株式会社』から『公益社団法人』に転職したら人生変わった。

こんばんは、あるいはこんにちは、しょーです。

これまで私は2回転職をしました。
株式会社➡株式会社➡公益社団法人　という具合です。

結論から言うと、

＼公益社団法人はヤバいよ！！！／

いい意味でヤバいです。ヤバいくらいストレスフリーです。

何が違うの？

まず、目的が違います。
株式会社は営利企業なので、会社の利益を目的とします。対して公益社団法人は非営利組織なので利益は追及せず、その名のとおり公の利益を目的とします。社会貢献しまっせ！というスタンスです。

某自動車系企業での地獄

株式会社（営利企業）は、利益を生み出さなければいけません。
私は愛知県出身なので、1社目は自動車SE（システムエンジニア）、2社目は自動車の生産技術をやりましたが、何かと厳しかったです。

1社目のシステムエンジニア、響きだけは格好いいですが、ただのIT土方です。自分が書いた検討書やソースコードは上司にレビューしてもらうわけですが、そこでフルボッコにされます。

「これが最適なの？根拠は？」
「メリデメリ整理した？」
「前回がこうだったから、ってお前前任者が死ねって言ったら死ぬの？」

これはまぁ株式会社とか関係なく、その職場の風土が終わっていましたね(笑)愛知の自動車企業はこんなもんです。

不具合があれば徹夜してでも修正して、翌日には客先に出向いて不具合報告です。そこでト●タさんから同じようにボコボコにされるわけです、上司がね。（ざまあみろ！笑）

2社目の生産技術は自動車のラインを作る仕事ですが、これも辛かった。
ラインに不具合あれば即現場の班長に呼ばれゴチャゴチャゴチャゴチャ、、

設備を手配する時は相見積もりとって、折衝して、折衝して、役員に予算の審議通して、超削られた予算内でやりくりしてる時にライン不具合で即再審議です。(笑)
忙しいのに会社から「残業するなよ～」の大号令。

「なんでこの会社にこんな尽くさないといけないんやろ？」

そう思って辞めました。副業禁止でしたがバリバリ副業してました。
職場からは裏切り者みたいな目で見られ、あいつは転職ばっかで長続きしない根性なしだ！みたいなレッテルを張られましたけども、
私からすれば「会社の愚痴ばかり言うくせに何も行動しない人たちとあと30年も共に過ごすのは死んでも嫌だ！もう一生会わないから何を思われても結構コケコッコー」と思っていました。

公益社団法人は私にとって天国

3社目、公益社団法人。
具体的な組織名は言えませんが、あえて言うならば天国でしょうか。

残業ない
レビューもない
ノルマのない
折衝もしない
検討もしない
故にストレスが何一つない

まず公益社団法人は国から補助金が出るので、ふところが暖かいです(笑)
また、ほぼ決まった作業なので精神的にものすごく余裕が生まれます。

例えば、資格試験を運営する組織、いろいろありますね。あれも公益社団法人です。もう絶対ルーチンワークですよね。上司に根拠は？って聞かれてることなんてありません。

みんな余裕があるので、穏やかです。
21時が定時と思っていた私が、急にこの天国に来て、毎日1時間だけ残業してたら「大丈夫！？」「頑張りすぎないでね💦」と言われました。

そんなこと社会人になって初めて言われたので、脳がフリーズしました。

前の職場だったら君殺されてるよ(^^)

この天国に来て最近思うことは、公益社団法人はストレスがないですが、成長もないです。

何一つ成長しません(笑)スキルアップしません。
職場に新卒の子がいますが、ぬる過ぎて、前の職場だったら君殺されてるよ？(^^)とよく思います。

それでも安定して給料貰えるならいいじゃん、と思えばそれまでですが、もし新卒でこの記事を読んでる方がいれば、「若いうちは苦労しなさい」という言葉を送りたいです。

私は元ＳＥなので、その時代に鍛えられました。今の職場では1番PCが強いですし、マクロ作れますし、検討書作れますし、QC2級持っているので問題解決もできます。ものすごく重宝されます。

もし、新卒で公益社団法人に入っていたら、今のスキルはなく、何もない人間でしたので、あの地獄も悪くなかったかな、と今になって思います。

サイヤ人と一緒で人は死に際で成長するのです(笑)

この記事を読んでいるあなたへ

この記事を読んでくださっている暇人な神様へ、あなたがまだ20代で今仕事が辛いなら成長しなさい、会社の利益より自分の成長を優先しなさい、クソみたいな上司とおさばらするために成長しなさい。

30手前でまだ辛いなら、仕事変えなさい。転職の上限年齢はだいたい35歳（現実は20後半～30）。今の職場が嫌なら30手前で仕事変えたほうがいい。

日本は「仕事満足度」と「転職率」が世界一低い異常国です。なぞの忠誠心です。35歳までに見つけましょう、最高の職場を。