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「祈りが叶えられないんだけど何で?」という疑問をサクッと解決します!🐻‍❄️

答えを初めから言ってしまうと、「神様が計画したり許可してる内容だったら祈りがそのまま叶えられる」が答えです。今日はその内容を詳しくお話します。

ジョゼファット・ガジマ牧師などが「信じて祈れば奇跡が起きる」とお話されてるのを知ってる方が多いでしょう。(ある意味あってるんですけど、やっぱり条件があるんですよね。。)また、聖書はこう言っています。

“イエスは、弟子たちにお答えになりました。「よく言っておくが、あなたがたでも神を信じさえすれば、この山に『動いて、海に入れ』と言っても、そのとおりになります。大切なのは、信じて疑わないことです。

いいですか。よく聞きなさい。あなたがたはどんなことでも祈り求めることができます。そして信じて疑わないなら、それらのものはみな与えられるのです。すでにあなたがたのものなのです。”
‭‭マルコの福音書‬ ‭11:22-24‬ ‭JCB‬‬ https://www.bible.com/bible/83/mrk.11.22-24.jcb

“求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。戸をたたきなさい。そうすれば開けてもらえます。”
‭‭マタイの福音書‬ ‭7:7‬ ‭JCB‬‬ https://www.bible.com/bible/83/mat.7.7.jcb

ここだけ読むと、いかにもどんな祈りでも叶えられそうなように見えますが、そこには「天の父の計画の範囲で」というのが前提になります。つまり、天の父の心にかなっていれば奇跡が起こるし、そうでなければ奇跡が起きないって言うことです。

極端な話、「コーラが好きすぎてコーラと一体化したいから、血液を全部コーラにしてください!」なんていう祈りがもし叶えられたとしたら、その人の体はとんでもないことになる、っていうか死にますよね🐻‍❄️💦

新約聖書で有名なパウロは、残念ながらとある祈りを叶えられなかったのです。聖書から引用したパウロの証言がこちら。

“私は、もとどおりに回復させてくださいと、三度も神にお願いしました。 そのつど返ってくる答えは、こうでした。「いや、治すまい。しかし、わたしはあなたと共にいる。それで十分ではないか。わたしの力は弱い人にこそ、最もよく現れるのだから。」だから今では、私は自分の弱さを喜んで誇ります。自分の力や才能を見せびらかすためではなく、喜んでキリストの証人になりたいからです。”
‭‭コリント人への手紙Ⅱ‬ ‭12:8-9‬ ‭JCB‬‬ https://www.bible.com/bible/83/2co.12.8-9.jcb

なんとイエスですら祈りが叶えられなかったことがあります。イエスは十字架にかけられる直前にこうお祈りしました。

“三人にこう頼むと、イエスは少し離れた所に行き、地面にひれ伏して必死に祈られました。「父よ。もしできることなら、この杯を取り除いてください。しかし、わたしの思いどおりにではなく、あなたのお心のままになさってください!」”
‭‭マタイの福音書‬ ‭26:39‬ ‭JCB‬‬ https://www.bible.com/bible/83/mat.26.39.jcb

こういった例から、例外はあるかもしれないですが神様の計画に入っている祈りは叶えられて、そうでない祈りは叶えられるかわりに別の答えが用意されてる、ということがわかります。

ところで「神様こうしてください、ああしてください」という祈りって、言葉遣いは丁寧だけど、それだけだとしたら要するに要求もしくは命令って感じですよね。命令するということは、イエスではなく自分がになっている、ということです。

祈りとは「神との会話」です。もし、自分の友達から「早くこれを持ってきて」「これただで今月中にやっといてねー」などといった要件だけ言われたら、なんか腹立ちますよね(笑)さすがに神様が腹を立てて祈りに一切耳を傾けない、ということはないでしょうけど、祈ってるときにどういう態度で、どんな内容を祈ってるのか、そこにあるのは天の父に対する要求だけなのかどうか、考えさせられますね。

イエスの祈りや、祈りが直接叶えられなかったことに対するパウロの反応からこんなことがわかります。祈りが直接叶えられなかったとしても、神様の計画が実現されることや、そのことが祈った人の根本的な問題解決につながる、ということです。

どんなに頭の良い人間が考えた計画でも、天の父の計画の方が想像を超えるほど素晴らしいです。そうは言っても、「全部自分の思い通りにしたい!」と願ってしまうのが人間。そんなときは、自分の誕生日、出身地、名前のことを思い出してみてください。全て自分で決めたものではないですよね。

思い通りにできないこと、期待した通りに行かないはたくさんある。その中でも天の父との対話という祈りを通して、いつも平安がありますように。

“父なる神は、あなたがたに何が必要かを、あなたがたが祈る前からすでに、ご存じなのです。”
‭‭マタイの福音書‬ ‭6:8‬ ‭JCB‬‬ https://www.bible.com/bible/83/mat.6.8.jcb

“祈る時には、一人で部屋に閉じこもり、父なる神に祈りなさい。隠れたことはどんな小さなことでもご存じのあなたの父から、必ず報いがいただけます。”
‭‭マタイの福音書‬ ‭6:6‬ ‭JCB‬‬ https://www.bible.com/bible/83/mat.6.6.jcb

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