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探索のきろく

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フィールドワーク。地下、路地裏、洞窟、暗がり、サブカル、メット仕事。
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#アパート

河原町団地をゆく(神奈川)

いつの時代も、人々は巨大なものに一種のあこがれを抱くのでしょう。前人未到の山頂を踏破したいと夢見る者もあれば、高層ビルの高さ世界一を追い求める人々もいる。 巨大ロボットのアニメに目を輝かせる子どもたちもいれば、その実物大模型に興奮を隠しきれない大きなお友達もいる(べつにいいじゃん)。 住戸規模の大きさゆえ「マンモス団地」と呼ばれるところは各地にあるのですが、建物自体に威圧されるとなると、かなり限られてきます。そんな見るものに畏怖の念すら抱かせる建物を求めて、足は一路川崎へ。

🐯ビルヂングをゆく(東京)

東京都台東区に、レトロ建築ファンには割と知られた建物があります。1Fにショップが入っていますが全体としてはオフィスビルであり、不特定多数の人が頻繁に出入りする商業施設ではありません。 ちょうど仕事の関係で訪れる機会があり、貴重な記録を納めることができました。現役稼働中の一般ビルということでご迷惑になるのを避けるべく、今回は名称を記載するのは差し控えたいと思います(写真でなんとなく察してください)。

東中神集合住宅群をゆく(東京)

みなさんの大多数は地上で生活されていると思います。しかし、そんな陸地もかつては海の底だったというのはよく聞く話。 2023.11.04 暦の上ではとっくに秋だというのに、季節外れの陽気に誘われて外で出た。暑いあつい、Tシャツだけで十分なくらいの陽の強さ。だったら無理に外出しないで、家の中で涼んでいればいいじゃないかという、そんな冷静な思考もできないくらい暑い。 暑さをしのぐには、まず水だ。 水といえば海だろう。 よし、そうと決まったら、東中神へ行こう! どうやら、くじらが

豊洲四丁目アパートをゆく(東京)

湾岸エリアといえば、オリンピック景気で活気づき、再開発に沸いた豊洲、お台場、有明あたりです。かつては埋め立て地に広がる工業地帯として地価もかなり低めだったこの周辺も、現在では高級タワマンが立ち並び、中でも豊洲はエリア屈指の高級住宅地となりました。 そんな豊洲で半世紀以上前に建てられた都営住宅が、いよいよその役目を終えようとしている。となれば、行くしかない。 みなさんも、時代の生き証人となるのです! ドーン!🫵 もうしばらくすると、誰も見なくなっ

都営高橋アパートをゆく(東京)

かつて江東区森下は、山谷と並ぶ大規模な日雇い労働者の街でした。そこから地元ゆかりの漫画家、田河水泡の作品『のらくろ』を前面に押し出した商店街「のらくろード」をはじめとする地域おこしが進み、今ではだいぶイメージも変わってきているとか。 この土地をぶらついたことがなかったので、ちょっと様子を見に行ってこようと思います😄。

掛川ショッピングセンターをゆく(東京)

東京の東のはずれ、千葉県との県境がすぐそこという場所にひとつのショッピングセンターがあります。このあたりは公共交通機関の便が良くないため、買い物するにも一苦労。そういう意味では、地域にとっては日々の糧を入手する場所でもあり、情報交換や交流の場でもあったんだろうね。ただこのあたりも高齢化は進んでおり、建物の老朽化も相まって、まもなくその役目を終えようとしている。さあ、その最後の雄姿を心に刻もう……。

台東小島アパートをゆく(東京)

新御徒町の近くに佐竹商店街というアーケードがあります。日本で2番目に古い商店街。地元の人に訊いたら「日本一古い商店街を名乗っているところはたくさんあるけれど、ウチは2番目ってことでやってるから」と笑っていた。アハハ、たしかに個性でている。 その佐竹商店街の通りを挟んだ向かい側にある、ひとつの都営住宅、台東小島アパート。1年前から建て替えに向けた動きが進みつつある。動き出した時計の針はもう誰にも止められない。いまのうちに、この目に焼き付けておこう。