The Exposéは懲りねえなあ(=_=)。COVID-19ワクチンがAIDSを引き起こすわけねえだろ!

#デマ 主張】

世界中のデータで、ワクチン接種者がCOVIDワクチンによるAIDSを発症していることが確認されている。

【一言説明】

  • COVID-19ワクチンはAIDSを引き起こさないし、HIVやAIDSに感染しやすくすることもありません。

【レビュー】

COVID-19ワクチンはエイズを引き起こさないですが、最近のブログ記事はそうではないと主張しています。

3月6日のブログ記事には、 「あなたがロシア-ウクライナに気を取られている間、世界中のデータでは、ワクチン接種者がCOVIDワクチンによる後天性免疫不全症候群を発症していることが確認されている。」と書かれています。

この投稿は、フェイスブックのニュースフィードにおける偽ニュースや誤報に対抗する取り組みの一環として、フラグを立てられたものです。(Facebookとのパートナーシップについてはこちらをご覧ください。)

ブログのタイトルから、COVID-19ワクチンが接種者にAIDSを引き起こしているという声明を裏付ける世界的なデータを読者は期待しますが、そのような証拠は提示されていません。

むしろ、様々なソースからデータを引っ張ってきてケースを並べ、これらの「最終弁論」で締めくくっています。:「従って、我々はCOVID-19注射がAIDSか、COVID-19ワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDS)としか言いようのない、同様の属性を持つ新しい新規の状態を引き起こしていることを提示します」とね。

エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)によって引き起こされる免疫疾患です。以前にもお伝えしましたように、COVID-19ワクチンはHIVを体内に取り込んだり、AIDSを引き起こしたりするものではありません。また、COVID-19のブースター接種に「8株のHIVが含まれている」という主張についても、事実関係を確認したところ、誤りであることが判明しました。

「AIDSの原因はただ一つ、HIVです 」と、ミシガン大学微生物学・免疫学部のMichael Imperiale教授は私達に語ってくれました。「HIVの複製が免疫系を破壊するからです。そのため、HIV感染者には抗ウイルス剤が投与され、AIDSになるのを防いでいるのです。」

ノースカロライナ大学チャペルヒル校のHIV研究を専門とする感染症専門家、David Wohl博士は、どんなCOVID-19ワクチンもHIV感染やAIDSを引き起こすことは「ありえない」と述べています。

【評定】

我々はこの投稿をPants on Fire!と評価します。

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