内部告発による「COVID-19ワクチンによる負傷者数」は正確なデータに基づいていなかったと国防総省は発表しました。

#デマ吐き羆 君残念だったね。あまりに馬鹿げているので、すぐにFactCheckで論破されています。

【和訳】
国防総省(DOD)の「内部告発者」が、見出しにある「COVID-19ワクチンの負傷者数が驚異的である」とする内容を明らかにしたのでしょうか?はい。しかしながら、その数字は、COVID-19ワクチン以前の数年間の医療データが過少に報告されていると国防総省が言っているものとの比較に基づいていたのです。国防総省の広報担当者は、データは「データ破損の根本原因を特定し修正するためにオフラインになりました。」と述べています。

2022年1月24日、ウィスコンシン州のRon Johnson上院議員主催のパネルディスカッションで、流産、癌、神経学的問題についての注目すべき数字が暴露され、国防医療疫学データベース(DMED)に起因するもので、彼が内部告発者と認めた3人の軍医によってThomas Renz弁護士の目に留まりました。国防総省によれば、それ以前の数字は過少報告であったため、2021年との比較は誇張されているように見えてしまったということです。

この主張は、Red Voice Mediaが2022年1月24日に公開した『Thomas Renz弁護士が国防総省の内部告発者からCOVID-19接種の負傷者数を暴いた[動画]』というタイトルの記事と動画(アーカイブはこちら)に掲載されています。以下ような冒頭で始まります。:

民主党がJoe Bidenのパブリックイメージを修正しようと奮闘し、COVID-19接種を押し続ける一方で、Ron Johnson上院議員のようなGOPのメンバーは、想定されるパンデミックと一般市民から抑圧されているデータについて掘り下げています。Biden政権は、就任以来、ワクチンの入手と、それがウイルスとの戦いでいかに最良の選択肢であるかを一貫して主張してきました。
しかし最近、COVID-19の内部告発者の代理人であるThomas Renz弁護士が、Johnson上院議員主催のパネルに登壇しました。Rentz氏は、民主党やBidenをバッシングする代わりに、ワクチン接種がアメリカ国民に与えうる影響を示すデータを提示したのです。
以下に紹介するビデオで、Renz氏は、流産が5年間の平均より300%増加していることを示唆するデータを詳細に説明しました。同じ時系列で、がんが300%増加していることも明らかにしました。このような高い比率は心配になりますが、神経学的な問題に関しては、レンツが紹介したデータでは1000%増となっています。

https://www.redvoicemedia.com/2022/01/attorney-thomas-renz-reveals-mind-blowing-covid-jab-injury-numbers-from-dod-whistleblowers-video/

2022年1月26日のRed Voice Mediaでの投稿は以下のような感じでした。:

(Source: Red Voice Media screenshot taken on Wed Jan 26 17:15:02 2022 UTC)

Renz氏は、コロナウイルスワクチンに対抗する連邦訴訟で、COVID-19懐疑論者の間で知名度を上げています。根拠のない虚偽の医学的主張を公表することで知られる反ワクチン活動団体 "America's Frontline Doctors" は、彼を "Legal Eagle Dream Team " の一人と呼んでいます。彼は2022年1月24日、Johnson主催のパネルディスカッションに出演しました。記事に埋め込まれた動画の33秒で、Renz氏はイベントで発表したデータを軍医のTheresa M. Long中佐、Peter Chambers中佐、Samuel Sigoloff医師に託しています。更に、Renz氏は以下のようにこう述べました。:

私達は、例えば流産が5年平均の殆どでで300%増加したことを示す実質的なデータを持っているのです。癌は5年平均で300%近く増加しました。... これは驚くべきことですが、神経学的な問題が1,000%以上増加しているのです。

https://www.redvoicemedia.com/2022/01/attorney-thomas-renz-reveals-mind-blowing-covid-jab-injury-numbers-from-dod-whistleblowers-video/

Long氏とChambers氏は、国防総省のワクチン義務化を止めるよう訴えている訴訟の一員です。

2022年2月1日付の電子メールで、国防総省のCharlie Dietz広報官は、内部告発者数に関するLead Storiesの要求を受けて、DMEDデータベースに含まれるデータの見直しが完了したと述べています。レビューの結果、「2016年から2020年のデータが誤っていた」ことが判明し、その5年間の数字を過少に報告していたそうです。

DMEDは、防衛医療監視システム(DMSS)内に含まれる非識別化された現役部隊の人員および医療イベントデータを照会するためのウェブベースのツールです。
DMEDデータベースとDMSSに含まれるソースデータを比較すると、AFHSD(Armed Forces Surveillance Division)は、DMEDでアクセス出来る2016年から2020年の医療診断の総数が、その年の実際の医療診断の極一部に過ぎないことを発見しました。一方、2021年の総診断数は、DMEDで最新の状態にありました。2021年と2016-2020年を比較した結果、2016-2020年の報告データが不足していたため、2021年には全ての医療診断の発生が大幅に増加したように見えたのです。AFHSDは、データ破損の根本原因を特定し修正するために、DMEDをオフラインにしました。

https://leadstories.com/hoax-alert/2022/02/fact-check-dod-whistleblowers-mind-blowing-covid-vaccine-injury-numbers-were-not-based-on-accurate-data.html

統計比較における医療上の問題点は以下の通りです。:

流産について

CDCは5歳以上の全員にCOVID-19ワクチンを推奨しており、COVID-19ワクチンは妊娠中の人にも安全だとしています。流産が300%増加することはありません。:

v-safe pregnancy registryの最新データの新しいCDC分析では、妊娠初期のワクチン接種を評価し、妊娠20週以前にmRNAのCOVID-19ワクチンを接種した約2,500人の妊婦の流産リスクの増加は見つかりませんでした。流産は通常、妊娠の約11〜16%で発生しますが、この研究ではCOVID-19ワクチン接種後の流産率は約13%で、一般集団で予想される流産率と同様であることが明らかになりました。

https://leadstories.com/hoax-alert/2022/02/fact-check-dod-whistleblowers-mind-blowing-covid-vaccine-injury-numbers-were-not-based-on-accurate-data.html

カリフォルニア大学アーバイン校医学部の教育病院であるUCIヘルスは、COVID注射で癌になることはないと言っています。がんは300%増えたりしません:

COVID-19ワクチンは癌を引き起こすか?
COVIDワクチンは、癌を引き起こしません。実際、科学の進歩により、この種のワクチン(mRNAワクチンやアデノウイルスベクターワクチン)で癌を治療することが出来るようになりました。これらのワクチンが機能する方法は、タンパク質を作るための命令セットを提供することです。癌治療に使う場合、これらのワクチンは、癌細胞の表面にあるタンパク質と同じものを作ることで、体が癌細胞を人間以外のものと認識し、癌細胞と戦うようにする働きがあります。それと同じように、COVID-19ワクチンもCOVID-19スパイク・プロテインを作り、体が抗体を作ってウイルスと戦うようにします。ワクチンは生きていないので、私たちの細胞に感染したり変化したりすることはありません。

https://www.ucihealth.org/-/media/files/pdf/covid-19/covid-19-vaccine-faq.pdf?la=en

神経学的な問題

国立神経疾患・脳卒中研究所は、ほぼ全ての人にCOVIDワクチン接種を推奨しています。神経学的な問題が10倍も増えることはありません。

科学者達は、以前にワクチン接種後にギラン・バレー症候群を発症した人を対象に、ワクチンのリスクと利益の比率を研究しています。一般的な感覚では、ギラン・バレー症候群が以前のワクチン接種に関連していない個人では、COVID-19ワクチンは安全です。
ギラン・バレー症候群(体の免疫システムが神経細胞を傷つけ、筋力低下や時には麻痺を引き起こすまれな神経疾患)は、Janssen [Johnson & Johnson] COVID-19ワクチンを接種した人の一部で発生しています。これらの人々の殆どで、症状はJanssenCOVID-19ワクチンの受領後42日以内に始まりました。このようなことが起こる可能性は非常に低いです。

https://www.ninds.nih.gov/Current-Research/Coronavirus-and-NINDS/nervous-system#vaccine

有害事象

CDCのウェブサイトでは、「COVID-19ワクチン接種後の重篤な有害事象は稀ですが、発生する可能性があります」と認めており、VAERSに報告する必要があります。

COVID-19ワクチン接種後の死亡の報告は稀です。FDAは、COVID-19ワクチン接種後に死亡した場合、ワクチンが原因かどうか不明な場合でも、医療従事者はVAERSに報告するよう求めています。死亡を含むワクチン接種後のVAERSへの有害事象の報告は、必ずしもワクチンが健康問題を引き起こしたことを意味するものではありません。2020年12月14日から2022年1月24日までに、米国で5億3500万回以上のCOVID-19ワクチンが投与されました。この間、VAERSはCOVID-19ワクチンを接種した人の死亡に関する報告11,657件(0.0022%)を受け取りました。CDCとFDAの臨床医が、死亡診断書、検死、医療記録など、VAERSへの死亡報告を審査しています。

https://vaers.hhs.gov/


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