（株）ミルボンが2020年度「ポーター賞」を受賞！ 企業の独自性と収益性に高い評価
美容サロン専売ヘア化粧品メーカーの最大手である（株）ミルボン（佐藤龍二社長）は、 10月29日（木）に発表された、独自性のある戦略によって高い収益性を達成・維持している企業に贈られる「第20回 ポーター賞」を受賞した。
「ポーター賞」は、製品、プロセス、経営手腕においてイノベーションを起こし、これを土台として独自性のある戦略を実行した結果、業界において高い収益性を達成・維持している企業を表彰する目的に、2001年7月に創設されたもの。賞の名称は、ハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授に由来し、 一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻（一橋ICS）が運営している。第20回では、（株）ミルボンの他、（株）トリドールホールディングス 丸亀製麺事業、（株）ヤッホーブルーイング、楽天銀行（株）が受賞。
【ポーター賞ホームページ】 http://www.porterprize.org/index.html
（株）ミルボンは、『美しさを拓く。 Find Your Beauty』をコーポレートスローガンに掲げ、 ヘア化粧品メーカーとして、美容室を通じて人々の美しい生き方を応援。1960年の創業以来、一貫して美容師・美容室に絞った事業を展開し、1996年の上場以降2019年まで、24期連続で増収を記録している。これは3,715社ある株式上場企業の中で8番目の長期と位置づけられる実績（※）で、その成長を支える事業戦略の独自性が、今回の高い評価につながった。
運営事務局からは「『美容室の増収増益につながる』ことを第一の価値提供とし、製品開発においては、先端の美容師にしかできないような技術も製品と技術マニュアルに落とし込み、教育支援を提供することにより、多くの美容室が、顧客が求める高度なサービスを提供できるようにする。美容室への営業・教育支援の『フィールドパーソンシステム』という仕組みを持ち、営業担当社員と教育担当社員が、美容室の成長を支援する様々なサービスを提供」している、 とのコメントを授賞理由として発している。
※東洋経済オンライン2018年「連続増収トップ363社ランキング」