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美容サロンとメーカーのマッチングによる臨店活動を起点とした効果的な製品導入をサポート「Beauty Venue M」/日本美容創生(JBIRC)

 美容室を基点に地域のコミュニティづくり・女性活躍・美容産業のアップデートを目指し、「Beauty Venue (ビューティーヴェニュー)」「Beauty Venue pro(ビューティーヴェニュー プロ)」などのマッチングサービスを 展開する日本美容創生(株)(JBIRC、金山宇伴代表取締役)。

 2月8日(月)より、メーカーと美容サロンの臨店活動をサポートするマッチングサービスアプリ「Beauty Venue M(ビューティー・ヴェニュー・エム)」をリリースした。同サービスは、メーカーとサロンの信頼関係を構築し、美容サロンの期待に応える新製品の臨店活動を行うことで、生産性向上・戦略的な成長を促すことが目的。
 
 “働き方改革関連法”が本格施行される中、美容サロンも例外ではなく、これまで慣習化していた長時間労働の改善が必須課題となっている。美容室の長時間労働のほとんどは、店舗の営業時間外であり、開店準備や閉店後のレジ締や後片付け、練習、 臨店への参加などが挙げられる。

 日本美容創生(JBIRC)は、2020年12月~2021年1月の間、全国の美容室オーナー(計75人)に「営業時間外の臨店回数(年間)」、「臨店時の報酬の有無」についてアンケートを実施。

 その結果、「営業時間外の臨店回数(年間)」が「5回以上/年」という回答が全体の約半数を占め、最も多い美容サロンでは「20回/年」も行われていることが判明したという。そして「臨店時の報酬の有無」について「有給」と答えたオーナーは22%にとどまった。

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 サロンで行う「臨店(=デモンストレーション)」は、メーカーのインストラクターが店舗に赴き、美容師に直接、新製品の特長、使い方を伝えられる効果的な活動で、美容師の技術向上・学びの場としても活用されてきた。

 しかし昨今、臨店のあり方が変わり、メーカーの実演販売の場となる傾向も強まっている。それを受け入れないサロンは、メーカーから製品の購入を断られるケースも散見されるという。

 美容サロンは仕入れのために「臨店対応やむなし」と捉えているが、臨店の回数が増えれば増えるほど、長時間労働の助長、残業代の支払いが負担となり、美容サロンの労働環境、経営は圧迫されることになる。

メーカーと美容サロンをつなげる「Beauty Venue M」

 日本美容創生(JBIRC)は、その現状を鑑み、メーカーと美容サロンの信頼関係を構築し、臨店活動の生産性向上・戦略的な成長を促す「Beauty Venue M」を開発。

https://maker.beautyvenue.app/

 美容サロンで行う臨店活動の一元管理、受け手のニーズに応える臨店講習により、製品導入を効果的にサポートする。

臨店活動の生産性向上

 仕組みとしては、メーカーが 「Beauty Venue M」上で、サロン( Beauty Venueの登録店)が提示する臨店が実施可能な時間帯を確認し、直接予約を設定する方式。同時に、使用できる設備の確認や資料送付も可能なため、臨店活動に必要不可欠な事前準備のクオリティーもアップし、生産性を向上させる。

美容サロンが負担する費用の軽減

 サービスを通して、臨店活動時の設備使用料と合わせて、営業時間外に参加する美容師への残業代相当分の料金支払いが可能となり、美容サロンの労働環境、経営改善に寄与。店舗とのさらなる信頼関係を構築できる。

戦略的な成長を促進

 アプリに搭載されているスコアリング機能により、 商談成立までのアプローチの重要度・優先順位が明確に。 臨店過程のあらゆる段階で目標との差異の確認・修正ができ、経験や勘に頼らない臨店活動、戦略的な成長を促進する。

【Beauty Venue M の機能】
・各種ログイン機能
・予約機能
・チャット機能
・決済機能
・認証機能
・スコアリング機能