素直さは自分を輝かせる魔法だ
2024年7月25日、ZEROBASEONEジャンハオとして初めてのお誕生日から1年が経つ。1年前の今はZEROBASEONEのデビュー後間もない時期だった。
初めて向き合うK-POPの文化を必死で吸収しながら、想像以上にかわいくて、想像以上におもしろい、そんなジャンハオの知らなかった一面に毎日驚き・楽しんでいたことを昨日のことのように思い出す。
あれからあっという間に1年が経ち、様々なコンテンツを通じて、随分とジャンハオという人間にも慣れてきた。(慣れてきたと言いながら、いまだに新しい一面を知ることもあり底知れぬ男だ....と勝手に感心してしまう。)
「ジャンハオのこの行動はどんな考えから来ているんだろう?」
「ジャンハオならなんて答えるかな?あっそっちなんだ?!」
様々なコンテンツを見ながらこんなことを考え続け、ジャンハオという人間の持つ魅力にどっぷりと浸っていくうちに、知らず知らずのうちに影響を受け、私自身の生き方にも変化が起こり始めていることに、最近気がついた。
この一年間で最も衝撃を受けたことの1つにジャンハオが思ったよりも素直な人であったことがある。
ジャンハオはいつだって自分に正直な人だ。おいしいものを食べたときには目をまん丸にして喜ぶし、朝早い出勤で眠たい時は寝ぼけ眼で現れる。感動したらすぐに泣いちゃうし、自分が納得していないことははっきりと言葉で伝えてくれる。
そんな姿が愛おしくてたまらないし、彼自身もそれを自分の魅力と捉えてくれていることがとても嬉しい。
一方で、周りの顔色を伺ってきた私はこの正直さに驚くことが度々あった。
私は、“自分に正直でいること”ほど難しいことはないと思う。”こうしたい”よりも”こうしたほうがいいだろう”に従う方が、人生は楽だと思っていたからだ。そっちの方が、自分に言い訳が出来る。
「周りがこうしてほしそうだったから」
「空気的にこっちがいいと思ったから」
そんなことを自分自身に言い聞かせながら、
「自分の好きなことばかり言える人は勝手でいいよね」
なんて、真っ直ぐに生きる人たちを僻んでいたことすらある。
だが奇妙なことに、私はジャンハオの言動から「身勝手さ」を感じない。身勝手どころかとても魅力的に見える。なぜだろう?と考えたときに、彼が「自信」を積み重ね、自分の選択に「責任」を持って生きてきたからだ、ということに行き着いた。
ジャンハオは未来の自分に「責任」が取れる人だ。この1年様々なインタビューや発言を通じて、何度も感銘を受けてきた。
未来がどんな結果になっても受け入れる、そのために今最善を尽くす。自分の未来に責任をもってジャンハオは今を生きているのだと思う。
なかでも特に印象的だったのは、ベルギーの街中での出来事である。街中で『In Bloom』を踊っている少年を見つけるや否や、ジャンハオは一目散に駆け出し、少年が撮影しているTikTokにサプライズで登場した。
私がジャンハオなら、マネージャーに許可を取って、いいよと言われてから少年に声をかけ、もう1テイク撮ってあげただろう。きっとその確認フローも頭に入っているであろうジャンハオが一目散に駆け出した姿に、私はいい意味でショックを受けた。
この行動にも「もしダメでもあとは僕が怒られるだけだ」と未来の自分に責任をもって、今の自分が後悔しないように、その少年にしてあげたいことに素直に駆け出したんだろうな。
私も「駆け出せる人間」でありたいな。そう思うようになった。
そして何より、ジャンハオは自分に自信を持って、自身を愛することができる人だと思う。
BOYSPLANETでの1分PRを200回練習した、オーディションの合間には韓国語を勉強した、そんな努力の積み重ねで自分に自信をつけてきたジャンハオの姿を、この1年間でも幾度となく見てきた。
ジャンハオの言動からこれまでの経験で身につけてきた価値観や信念を感じるたびに、この人は自分を愛する準備ができた人なんだ、だからたくさんの人に魅力が伝わるんだな、とも思う。
自分を信じられるようになると、もっと自分が好きになって、自分の気持ちに正直になれる。逆を言うなれば、自分を信じてあげられない人は、「もしダメだった時に、きっと立ち直れないよね」と行動を起こす前にバリアを張って足踏みしてしまう。
彼の真っ直ぐな言動の裏には、経験からなる自分への信頼があるのかもしれない。だからこそ私は彼の行動に信頼を寄せることが出来、彼の素直さを身勝手には感じず、むしろ魅力的に写るんだろうな。
無論、ジャンハオだって判断を誤るとこもあると思う。実際ジャンハオはこの一年で何回か、「間違ってた」「反省するよ」というメッセージを、ファンに伝えてくれたことがある。
ジャンハオにとって大事なのは“行動が正しかったか”ではなく、”後悔なく行動できたか””次からどうして行くか”なのだと思う。
だからこそ自分が間違っていたと感じたら「ごめんね」「間違ってた」「今度からはこうするよ」というメッセージをこれまた素直に送ってくれるし、そんなジャンハオを見ていると、この人はどこまで強く、優しくなっていくんだろうと未来がまた楽しみになる。
体当たりで正直にアイドルをしてくれているジャンハオの日々は、真っ直ぐに生きることの難しさ・素晴らしさをいつも私に教えてくれている。
冒頭に話した私自身の変化に話を戻す。1年間、ジャンハオの素直な姿を見ていくうちに、私ももっと自分の「こうしたい」に正直に生きてみよう!と実践するようになった。
日々の小さな決断を積み重ねるうちに、自分の良いところや悪いところがはっきりと見えてくるようになった。それは少しずつ自信につながり、「私なら大丈夫だ」「仮にダメでも私ならなんとかする」と思えるようになった。その結果、私は去年よりも、なんなら今までの人生で一番自分が好きになった。
何より行動に起こしてみてわかったのが、自分に素直に生きると、人生がとても楽しいのだ。
この1年を通じて、ジャンハオは私にとってかっこよくてかわいくて面白い「理想のアイドル」であるだけでなく、
自分に自信を持つことの大切さを教えてくれた人
未来の自分に責任を持って行動することを教えてくれた人
勇気を持って挑戦することを教えてくれた人
自分に正直になることの幸せを教えてくれた人
になった。
ジャンハオを好きでいる限り、自分はどこまでも素敵な人間になれる気すらしてくる。
勿論今も毎日楽しいことばかりではない。それでも、ジャンハオが見せてくれている今の世界はとても広くて、輝いている。ジャンハオを見ていたら、嘘偽りなく「明日も頑張ろう」と思える。
改めて、ジャンハオ、お誕生日おめでとう!
私に勇気と元気をくれてありがとう。まだ少し大げさだけど、私の人生をいい方向に向けてくれてありがとう。
あなたの素直な言葉や行動は、私を強くしてくれる魔法です。
今年のジャンハオも思う存分笑って、嬉しい涙を流して、自分に正直な姿を見せてくれたらとても嬉しいな。
私たちが毎日幸せをもらっているその何億倍も幸せでいてね。そしたら私たちもまた何億倍も幸せになるよ!
君が笑顔でありますように!