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針で刺されるような痛み

我が家には小2の次男がいます。

小さい頃から協調性がなくて、空気が読めない、困った子

と思っていたけど、実は場の空気を察知しすぎて上手く処理できないある意味繊細ボーイなのかもと最近思い始めてます。

そんな彼、小1の頃から行きしぶりがあったのだけれど、ついに小2の夏すぎから本格的に学校に行けなくなってしまいました。

担任がいい先生でうまく働きかけたりしながらぼちぼち行ける日もあります。

でもフルで行ける日は多分2学期はなかったな。

先日、担任の先生と面談をして私の意向としては必要があるのであれば発達検査も受けたいし、その結果支援級のほうがいいのであれば全く抵抗はなく支援級に行きたいと伝えました。

これは本心で次男の様子を見ていると普通級で普通に生活や勉強をするのは無理をしていると感じるところもあるし、支援級に入れるのであればむしろラッキーなのではないかと考えていました。

そしたら今日また次男が行きしぶり。
なんとか学校に連れていき廊下を歩いていると支援級の先生が「担任から話は聞いています。もしお母さんが良ければ今日心が落ち着くまで支援級で過ごすのはどうですか?」と提案をして下さりました。

そして次男も支援級に行ってみたいと登校し、迎えに行くとニコニコ笑顔で帰ってきました。

支援級に初めて行ったけど、楽しかった
これからもここに通いたい

そういう息子を見てまずは嬉しいという感情が出てきました。
学校の中に楽しいと思える場所があるのならばよかった。
また行きたいと思えるのもすごい!

でもそれともうひとつ、本当に少しの痛みなんだけど、ズーンと心に引っかかる思いがあるのです。

支援級に抵抗がなくて、行けたらいいなとすら思っていたのにいざ現実的に今後行くのかもと思うとズーンと引っかかる。

嫌な訳ではなくて、上手く言えないのだけれど、心の隅にモヤッとした場所があって

針で刺してしまった指のようにあとからじんじん痛むというかそういう地味なチクチク。


実際、支援級に通うのもそんなに簡単に行ける訳ではなくて段階を踏まなければいけないので4月からもとりあえずは普通級に通う予定です。


子供にとっていい環境はなんなのか?
私は何を求めているのか?
学校って必要なのか?

そんな考えがぐるぐる回って私を支配している今日この頃です。

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